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時間ってのはあっという間で、雄英教師として必要な試験当日になった。
広い教室の真ん中にポツンと机と椅子があり、そこで筆記のテストをするみたいだ。
5教科よ筆記テストなんて久しぶりだが、残念ながら僕はとっても優秀だから指定時間の半分で解き終わったよ。
「あなたホント頭良いのねー」
『まぁね』
ミッドナイトに褒められても普通に感謝ではなく同意する彼に相変わらずだなと思いながら答案用紙の採点を続けていく。
さっきから丸しか書いてないから正直する必要ない気がしてきたが、コレも必要な試験だから最後までやらなければならない。
『ねぇ、採点まだ？どうせ合格なんだしさっさと実技に行こーよー』
「あんたねぇ…」
『でも実際、そうでしょ？』
確かに、残り1教科だが見終わった4つのテストは全て満点だった。
この秀才であり最強の彼にできないことは無いのかと心の底から思った。
「……はい、全問正解よ」
『ほーらね！ささ！早く実技やろー！』
ミッドナイトはこの自由さはきっと変わらないなという思いを溜息に込めた。
教室から出て次に向かうのは生徒達が使用している演習場だ。
敵が来た時を想定して作った街の風景の演習場はとても使いやすい。
演習場に着けばそこにはオールマイトと相澤が居た。
『あれ、消太も居るの？』
「相澤だ。実技は俺が監督だ」
『ってことは、相手はオールマイト？』
「そうだよ！」
『なにこれ？普通オールマイト出す？上に嫌われてる？』
「お前Ｎｏ．3だろーが。エンデヴァーは都合がつかなかったからオールマイトさんにお願いしたんだよ」
『なる！』
「さて、試験内容だが、私は今回街を襲ってきた敵だ。私を捕らえるか動けなくするのが合格ライン」
『おっけー』
Aの軽さにオールマイトは実力は分かっていてもやはり少し気を緩めてしまう。
それに、実際Aとこういった形で対峙したことがない。
彼の個性を完璧に把握しているわけでは無い為、今回オールマイトはいつも以上に緊張していた。
『ささっと終わらせてご飯食べに行こ』
「…はぁ、オールマイトさんが現れたら開始だ」
『りょーかい』
「その、必要ないかもしれないが、防具は良いのかい？」
少し控えめに聞いてきたオールマイトにAはニコリと口角を上げて笑った。
『大丈夫、僕最強だから』
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綺羅 - 主人公の性格は五条先生と同じなんですかね？それとも普通なのかな､､､(石川聡子さん同様受けが､､､)ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾖ (2021年8月22日 16時) (
レス) id: 84edd37621 (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 - 更新待ってます！！！面白いです！！ (2021年6月17日 20時) (レス) id: 526d48123a (このIDを非表示/違反報告)
石川聡子(プロフ) - とっても面白いです！続きを楽しみにしてます！後男主って受けですか？私的には受けがいいです！ (2021年4月18日 8時) (レス) id: 47ccef0445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yagiri | 作成日時：2021年4月12日 22時
