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「No.3⋯なんでお前が⋯」
『僕も教師になったのさ、知らなかったのかな？』
「⋯」
『あはは、まぁそうだよねぇ。僕が教師になるという情報は限られたヒーローと数少ない関係者にしか知らされていない。ということは、君たちはそれ以外の人間から情報を得た、そういう事だろ？』
敵に近づいていきながら何故か笑うムゲンに男はどうすればいいか分からなかった。
恐怖を抱くことも、こちらを倒すという言動もない。
いつ襲ってくるのか、判断しにくい。
「⋯殺れ、脳無」
巨漢がムゲンに殴り掛かる。
だがその大きな拳はムゲンに当たらず、すんでの所で止まっていた。
『パワー系、だよね？いやー、ごめんね？君と僕相性最悪だわ』
そう言って脳無をデコピンでドームの天井に吹き飛ばした。
彼もパワー系なのか、だがさっき何も見えない何かで防御していたようにも見える。
「なんなんだ、お前」
『君質問ばっかりだね、自分で考えなよ』
「⋯」
『あはは、わかんない？そっかー、それはまたお粗末な頭だね』
一瞬だ。
瞬きなんて居ていない、それだと言うのに気がつけば姿は消え今この一瞬で自分の背後に立っている。
咄嗟に手を翳し顔を握ろうとするが届かない。
黒いモヤの男は急いで個性で自分所に男を移動させた。
『君たちはさ、何のために来たのかな？』
「⋯オールマイトを潰すため」
『え？まじ？本気それ？うっわーマジで頭無いんだね』
「殺すぞお前⋯」
『君たちでオールマイトを？あははっ！いやーこんなお粗末な作戦で？オールマイトを？いやぁ可哀想だねぇ部下さんたち』
「え？」
『君たちこんなダメダメなボスで良いのかい？』
馬鹿にされた。
その事で血が登った男は脳無を呼び、自分はムゲンを、脳無に子供達を襲うよう指示した。
「生徒と自分！どっちを守る！ヒーロー！」
『僕は僕を守るよ、だって向こうには』
脳無に襲われそうになっている生徒たちに目を向ければ、既にそこにはオールマイトが駆け付け、脳無から離し再び距離を保った。
「私が来た!!」
『おっっっそいよオールマイト』
「す、すまん⋯」
「さぁ、皆入口へ。相澤くんを頼んだ、意識がない。早く!!」
脳無に飛びかかり攻撃をしていくが、全く効いていない。
男いわく、この脳無という生き物はショック吸収の個性持っているようだ。
ここで自分の個性を使えば一瞬で終わるが、生徒たちがこうもバラバラに居るなら今はやめたほうがいいだろう。
ならば自分のやる事は1つだ。
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綺羅 - 主人公の性格は五条先生と同じなんですかね？それとも普通なのかな､､､(石川聡子さん同様受けが､､､)ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾖ (2021年8月22日 16時) (
レス) id: 84edd37621 (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 - 更新待ってます！！！面白いです！！ (2021年6月17日 20時) (レス) id: 526d48123a (このIDを非表示/違反報告)
石川聡子(プロフ) - とっても面白いです！続きを楽しみにしてます！後男主って受けですか？私的には受けがいいです！ (2021年4月18日 8時) (レス) id: 47ccef0445 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yagiri | 作成日時：2021年4月12日 22時
