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お茶会 ページ40

その後、サーカスカーテンの部屋に行った。

そこはピンク色の部屋で、きれいなドレスや、可愛いソファ、人形などがあった。

しかし、中心の壁には2つの大きな金縁の鏡があった。

その後、Isabelaはその1つの鏡の中に吸い込まれるように入ってしまった。

困惑していると、鏡の中からIsabelaの手が伸びてきて、

「さぁ、中に入って。」と声を掛けられた。

鏡は水のように揺れていた。

息を止めて目を細めながら入った。

鏡を通ると、清潔感あふれる白色の部屋が見えた。

壁には窓がたくさんあり、真ん中にはガラスでできたテーブルがあった。

I「ここに座って。」

「あ、うん。」

テーブルを挟んで3つの座り心地が良さそうな椅子に座った。

I「食べて。」

テーブルの上にはクッキーとチョコとぶどうジュースと、綿あめがあった。

「ありがとう。用意してくれて。」

I「ふふ、当然のことよ!これくらいのおもてなし、どうってことないわ!」

I「あと・・・さっきは取り乱してごめんなさい。急にそんな事言われてびっくりしたの。
きっと迷惑だったでしょう?ごめんなさいね?」

「ううん!落ち着いたなら大丈夫だよ!
辛いときはいつでも泣いたり起こったりするのがいいから!」

I「ありがとう。さ、どうぞ食べてちょうだい!」

綿あめを口に運ぶ。とても甘くて美味しい。

Isabelaを見ると、チョコを口いっぱいに頬張っているのが見えた。

とても幸せそうだ。

私も真似してクッキーを2,3枚頬張った。

I「ふふっ!そんなことしなくてもクッキーは逃げないわよ?代わりはいくらでもあるからね!」

「ううん、そうじゃなくって。ちょっと幸せそうだったから私も真似してみたの。」

I「あら?私が幸せそうだったのはとっても美味しかったからよ!頬張ったって意味はないわよ?
そういうのはしっかり味わったほうがいいの!」

口の周りにチョコレートをたくさん付けたIsabelaが言う。

「あはは!それ貴方が言うの?!」

I「ふふっ!そうよ!」

おかしくなって2人とも笑った。

眠気→←落ち着く(暗い表現注意)



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作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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いちご飴☆ - コメントありがとうございます!これからも頑張っていきますのでどうぞよろしくおねがいします! (2022年1月16日 10時) (レス) id: f31ed9c7c2 (このIDを非表示/違反報告)
朱まぐ(プロフ) - 初めまして、コメント失礼します。不思議な雰囲気でとても面白いです!Isabelaさんとの対面もあるか気になります。無理せず作者様のペースで頑張ってください! (2022年1月15日 20時) (レス) @page4 id: af535f35d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご飴☆ | 作成日時:2022年1月12日 9時

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