望みの夢[オリジナル小説]

現れた階段 ページ20

(これは・・・・何なの？彼女ってまさか・・・・あの子のこと？
でも何故・・・・？)

一度部屋を出て、頭の中を整理してみた。
すると、とある違和感を感じた。

部屋の隙間や何もない場所を注意して調べた。

その時、私Aが始めにいた部屋のすぐ横に近づくと階段が現れた。

階段は薄暗く、少々狭かった。

階段を登り終わると、目の前には食堂のような場所があった。

Aが壁から離れると同時に扉は見えなくなった。

もう一度食堂を見ると、
食堂を通じて、たくさんの扉があり、天井から大きなシャンデリアがぶら下がっていた。

細長いテーブルの上には白いテーブルクロスが敷かれて、中心には真っ赤なバラが飾られていた。
1つの椅子の上には”シャンデリア、不安定、注意！”と書かれている紙が置いてあった。

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