【呪術廻戦】灰原雄の妹が呪術師を目指すらしい。3

七海さんと遊園地行ってきます。【番外編】 ページ21

遊びに遊びまくって15時。



『疲れちゃいましたね…はしゃぎすぎた…』

七海｢…私も柄にもなくはしゃいでしまった…｣



アトラクションは大体乗り、かなり満喫した。



七海｢それに、任務の方も手がかりはありませんでしたね。｣

『でもまだ見てないところもありますよね？』



僕はそう言ってお土産屋さんを指さした。



『野薔薇ちゃん達に頼まれたので寄ってもいいですか？』

七海｢ええ。行きましょう。｣



七海さんとお土産屋さんに行く。

七海さんと一緒に皆のお土産を選ぶ。

真希さんと野薔薇ちゃんのは特別に別な物も。

レジに行き、お会計を済ませようとする。



『ぼ、僕が払います！せめてこの2つだけでも…！』

七海｢いえ。私にかっこつけさせてください。｣

『うぐっ…ずっと七海さんはかっこいいです…』



七海さんに押され結局払ってもらってしまった。

会計を済ませ、店を出る。



七海｢…外れ、でしたね。｣

『…やっぱりただの噂だったんですかね…？』

七海｢かもしれませんね。他に思い当たる場所はありませんし、帰りましょうか。｣

『……あっ！！』



僕は思わず声を上げてしまった。

七海さんを見れば少し驚いたような顔をしていた。



『まだ見てないところ、あります！』



僕は七海さんの手を握ってその場所に向かった。

もしあそこにあるなら僕らが気づけなかったことも納得する。

すれ違う一般人誰一人気配がしない理由もわかった。



ーーーーーーーーーー



現在の時刻、17時半。

閉園時間を迎えた。

僕と七海さんは"チケット売り場"に来ていた。



『道理で何もわからなかったわけだ。』

｢ッ！！？｣



僕と七海さんは3人の男達に声をかける。

男達は驚き、持っていた箱を咄嗟に背に隠した。



七海｢貴方達が一般人に呪物を売っている呪詛師ですね？｣

｢なっ、なんの、ことだか…！！｣

七海｢その箱の中身、呪物ですよね？｣

『早く認めなよ。あ、逃げても無駄だから。既に写真撮っちゃったから。すぐ見つけられる。』

｢っ…！！｣

｢こんのっ…呪術師め！！｣

七海｢Aさんっ！！｣



呪詛師の2人が僕に襲いかかる。



七海｢(彼女は今ハイヒールを履いている…！それに武器も持ってなく、戦闘には不利…！早く応援に…)｣

｢お前はこっちだ！！｣



呪詛師の1人は七海さんのところに。

呪詛師達はナイフを取り出した。

…今日は呪具持ってきてないんだよなぁ…

さて、どうしようか。

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