七海さんと遊園地行ってきます。【番外編】 ページ17
ベタ褒めにされて6人に送り出され、高専前に向かう。
あんなに褒めてくれるとは思わなかった…
あとあんなに写メ撮られるとは思わなかった…
乙骨さんにも送るって言ってたし…
恥ずかしいな…
約束の時間まであと10分。
そこには既に七海さんと伊地知さんがいた。
ヤバい、早く行かなきゃなのに恥ずかしさで行けない。
ヤバい、私服の七海さんカッコイイ…
待って、本当に僕七海に立って大丈夫か？
いやいや、野薔薇ちゃんと真希さんに頼んでここまでしてもらったんだ。
いつもよりマシなハズ…！
色々考えていたら、約束の時間まで残り5分…
ヤバい、行けない。
行かなくちゃなのに…！
七海｢…珍しいですね。Aさんがまだ来ないなんて。｣
伊地知｢そうですね…いつも10分前…遅くても5分前には来るんですが…｣
七海｢まぁ9時まで待ちましょう。｣
ごめんなさい！！！
心の準備ができてないんです！！！
そして約束の時間まで残り2分…
七海｢…すみません。心配なので少し探してきます。｣
伊地知｢わ、私も釘崎さん達に連絡取ってみます！｣
待ってなんか大事になってる！！
さすがにもう行かなくちゃダメか！！
『あ、あの…！お、遅れてす、すみません…でした…』
そう2人に声をかけた。
伊地知さんはガタッと携帯を落とした。
伊地知｢…Aさん、ですか？｣
『あっ、はいっ、あのっ、ごめんなさいっ……』
伊地知｢天使と女神の領域を超えた…！！｣
『え？』
七海｢落ち着きなさい伊地知君。｣
伊地知さんは何故か正座で僕の方に向かって拝んでいた。
…疲れてるのだろうか…？
七海｢…いつもと雰囲気違いますね。｣
『あっ、ごめんなさいっ……七海さんの隣歩くのに大人らしい格好しなきゃって思って……それで野薔薇ちゃんと真希さんに頼んでこの格好に…って七海さん…？』
七海｢とても似合ってますよ。私の為にありがとうございます。
(大丈夫だろうか。私が目を離した隙に攫われそうなほど綺麗で呪詛師がどうとかどうでもいい。というかそれどころじゃない。)｣
七海さんに微笑んでそう言われ、思わず顔が真っ赤になった。
恥ずかしいけど褒められた…！
嬉しい…！ありがとう野薔薇ちゃんと真希さん…！
2人に感謝しながら伊地知さんの運転で遊園地に向かった。
ドキドキが止まらない…！
違う！これは任務！そこはしっかりしなきゃ！
でもぶっちゃけ楽しみ〜！！
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くさ - 面白いですね！！切ない感じもありつつ、素晴らしいお話… (2022年12月21日 21時) (
レス) @page36 id: 56aae56e91 (このIDを非表示/違反報告)
お餅モチモチ - 初コメ失礼します!面白いです!更新頑張ってください! (2021年6月6日 2時) (レス) id: d5b7ff9b70 (このIDを非表示/違反報告)
しらす(｡∀゜) - 最後 悲し (2021年3月31日 21時) (レス) id: d3430ab20c (このIDを非表示/違反報告)
醤油唐揚げ - ナナミン死んでるってことですよね？悲しいです……。とても面白いです！これからも頑張ってくださいね！ (2021年3月29日 11時) (レス) id: 01ca836b27 (このIDを非表示/違反報告)
pv8OQI9Q1ZhagH7(プロフ) - 七海さん推しにはたまらん小説です……そして切ない(´；ω；｀)泣いちゃいますよこんなの…… (2021年3月28日 22時) (レス) id: 745cf67850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年3月13日 11時
