【呪術廻戦】灰原雄の妹が呪術師を目指すらしい。3

10年後からやってきた！？【番外編】 ページ11

釘崎side



『うわぁ、懐かしい〜！』

虎杖｢ブッファッ！！！｣

五条｢……あー、昨日Aが祓った呪霊の術式かな…？｣



…いつものAとなんか色々と違う…



【10年後のAがやってきた。】



『なるほど、こっちの僕が術式で僕と入れ替わったってことね！』



10年後からきたAはそう言って笑った。



『にしても皆若いなぁ！野薔薇ちゃん可愛い〜！』

釘崎｢わっ、わっ！｣



10年後のAに突然抱きしめられる。

身長デカいし、色々デカい…

私から離れ、虎杖と伏黒にも頭をグシャグシャと撫でに行った。



『五条先生だ〜！』

五条｢五条先生でーす！ところでAさ、今彼氏は？｣

釘崎｢気になる！！｣

五条｢いないなら僕狙おうかなー？｣



何言ってんだあの教師。

後で殴ろう。



『ハハッ、五条先生相変わらず冗談好きだなぁ。彼氏はいないけど、好きな人はいるよ。』

釘崎｢めっちゃ気になる…｣

虎杖｢もしかして京都校の！？｣



そう言えば加茂？って人がAのこと好きだった気が…！！



『京都校…もしかして東堂さんか加茂さんかメカ丸さんだと思った？全員違う〜！』



違うのかよ！！！

まぁ加茂？ザマァ。



伏黒｢俺らの知ってる人ですか？｣

『…かな！』

五条｢もしかして僕？｣

『ごめんなさい。』

五条｢傷ついた。となると…恵とか？｣

伏黒｢えっ…｣

『んー、似た感じ。』

釘崎｢似た感じって何よ！？｣

『これ以上はもう答えませーん！』

釘崎｢ちぇー…｣

伏黒｢(可能性はゼロじゃないか…)｣



10年後のAはキョロキョロと周りを見る。



五条｢もしかして七海探してる？｣

『えっ、あ、いや…まぁ…』



そんなに分かりやすかったかな、と照れる10年後のA。

可愛い。

10年経っても可愛いのね、私達の女神。



五条｢あ、そう言えば今日Aと七海合同任務だったな。｣

伏黒｢…そういうのもっと早く言った方がいいと思いますよ。｣

虎杖｢うん。俺もそう思う。｣

七海｢すみません、Aさんいますか？｣

釘崎｢お、噂をすれば。｣

七海｢集合時間過ぎてもなかなか来なかったので迎えに来たのです…が……｣



七海さんはサングラス越しに目を見開いていた。

そりゃ驚くわよね。

Aそっくりの大人の女性がいるんだから。



『ほ、本当に七海さんだ…！』

七海｢…え？｣



10年後のAもやっぱり七海さん大好きなんだなー。

お幸せに。

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