【ONEPIECE】禁書鴉〜清楚ギャルトリップする〜 (ページ19)

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鳥になりたいページ19

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『なんのお酒？』

｢シェリー酒｣

1口飲むか？ってグラスを傾けてるクザンから1口貰う。

『 …………え、なにこれ？？馬鹿美味い！見つけたわ私のお気に酒！』

『そんなに飲んで平気かァ？』

『私お酒強いから！！＿＿＿＿』

｢おーい、A〜？……あらら、こりゃ完全に酔ってるな｣

『こっちが濱田で、こっちが小林ね！！』

ツンツンと前開きで顕になっている硬い胸筋を堪能するA。

『ｸﾞｽﾝｯ……私はぁ、幸せ者だあ』

ハィな気分だったのに急に泣けて来たんだけど、まじなんなん？？(泣)

｢ …………泣き上戸ってやつか？……そんな好きだらけじゃ悪い大人に騙されちゃうぞ」

縋り付くようにクザンになだれていたAの細い肩をなけなしの理性で離すクザン。

『 ……クザンは悪いオトナじゃないでしょ？良い子だもんねぇ、よしよし良い子良い子』

大っきい犬みたいで可愛いな……でもまだ渋みが足りない！早く老いないかなあ。玉手箱開けさせてみる？名案じゃん！

あ、でもどこに売ってんだろ？？虐められてる亀探しから？……だるいわあ。

｢コラコラ…………おじさんもう我慢でき無くなっちゃうから、な？｣

『？……無理に我慢しなくても良いんだよ？』

我慢と夜更かしは美容の天敵だから、いやまじで！

＿グンッと視線が上に向けさせられて、んァ？なんて間抜けな声が出た。

だけどその声ごと齧り付くような荒々しいクザンのキスで塞がれる。

『 ……んッ、ふぁ、……コラっ！クザン！！君悪い子だよ！！？』

折角美容について何たるかを教えてあげようと思ったのに急にキスなんてしちゃって。

｢…………俺は悪い大人で、ちゃんと忠告したからな？｣

え？何言ってんの？

＿＿＿＿＿＿＿

ちゅんちゅん

可愛い小鳥の目覚ましで目を覚ました爽やかなあs……………………

『 ……あ゛ァ゛〜……やらがしだ……』

訂正。

二日酔いで最低最悪な気分の朝生まれたままの姿で見覚えのある男が隣で眠っていた。

ちゅんちゅん

『 …………………………鳥になりたい』

クザン
ちゃんと忠告もしたし我慢もしたから俺悪くない。
｢俺の前以外では酒なんて飲ませられないわ｣

A
現実逃避でポエムみたいなことを朝から言ってるJK。

元々薄かった倫理感がこの世界に来てさらにスッケスケになってることを自覚したおバカ。

『職場でいたすとまじであとが面倒くさいことになるのよ』(体験談)