【ONEPIECE】禁書鴉〜清楚ギャルトリップする〜 (ページ18)

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貞操？……あ、ないわページ18

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んぇ、どうする？

しょうみボルサリーノくんの家に行くのこれが初めてじゃないし、美味しいものとか美味しいお酒とかいっぱいあるから行きたい気持ち8と行かない方が良いって気持ち2なんだよなあ。

『でもさ？今回行ったら私の貞操が危ない気もするし……』

｢ Aに守る貞操ってあったのかい？｣

僕はなくてもいいけど、あったらあったで嬉しいねぇなんてほざいてるボルサリーノくんの鼻ををつまんで鼻声にしてやろうと思ったけど……

『確かに無いわ』

｢だと思ったよ〜｣

『てか鼻声で喋んないで！！んふ、ふふ、あははは！腹筋痛いんだけど！！似合わなすぎかってん、フフ』

ジタバタしながら笑う私から腕を離してニコニコと私をじっと見つめるボルサリーノくん。

『 ……はー、笑った笑った、ってなんでそんなに私の事見てんの？可愛いからかな？』

｢よく分かったねぇ〜、Aは笑ってた方が可愛いよ〜｣

私の冗談に即答してくるボルサリーノくんにクスッとしながらちょいちょいと背の高い彼を屈ませる。

『ここに来てこんなに笑ったの初めてかもなんだよね……ボルサリーノくんのお家には行けないけど誘ってくれてありがと』

── ﾁｭｯ

耳に残るようなリップ音を立てながら唇すれすれの頬にキスを落とす。

『またね〜！』

｢全く、本当に年下なのかなぁ〜…………ますます欲しくなるねぇ……｣

ボルサリーノはニコニコと笑みを深めながら自身の仕事をもって走ってくる部下に機嫌よく頷き返した。