華を咲かせよう兄のために。第61話 ページ33
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女の子A「ねぇ！Aくん！花で伝えるのって素敵らしいよっ！」
急にそんな事を言われ最初は驚いたものの興味はない
『へぇ〜』
素っ気なく返すと女の子は
女の子A「…もうちょっといい反応してよ」
少し怒りを含んだ言葉を俺にぶつける
『はいはい…ごめんなさいね』
女の子A「だから〜っ！！」
この女の子とはあまり話さない方なんだけど何故か今日は凄く絡んでくる
ライカ･フォレット。
それが女の子の名前だ
それがきっかけとなり花言葉に興味を持った
それから花の知識を取り入れて華を刺す殺し屋となった
母「あー…ほんとあの子居なくならないかしら」
父「お荷物だな」
そんな事を呟く彼達に華を。
ｸﾞｼｬｯ
それを見ていた兄が
tn「自分で自分の首しめてるで」
それだけ言ってその場を去った
その場を去ると言うこと自体が不思議だが。
そして、血で染まった自分を見ながら
『普通の人間になりたかった。普通に生きたかった』
『楽しいこと沢山したかった……っ』
そうやって後悔して泣いていたのを思い出した
──────────
『ん……』
パチッと目を覚ますと見覚えが少しある部屋
治療薬、睡眠薬、フェルエト薬。
フェルエト薬はアルーゼ毒物を3日で治す特別な薬。ライカからしか貰えないはず…なんだけど
そっか…我々だ軍の医務室か……
『早く出よ…』
ここにいるなんていやだから
だけど自分から来たんだよな…(何とも言えない)
ベッドを降りると窓に足をかける
花は渡しておくかと思い
アイビーをそっとおく
花には見えないんだけど…花っちゃ花。(真顔)
意味は不滅。(他にもある)
きっと滅びることはない
それは俺が断言出来るくらいの絆があるから。
俺にはそれが破れない
幾ら違反しても。
『なーに…言ってんだ俺……w』
行くかと思い飛び降りた直後
「なんで…アイビーなんか置くん？」
そう兄の声が聞こえた
驚いてる間に
バキッ
ﾄﾞｻｯ
着地する場所を間違え少し傷ができた
まぁ、
そんな事を気にしていたら殺し屋がナメられてしまう
だから気にせずライカの元へと向かった
──────────
ｷﾞｨｨｲ……
『…ライカ……？』
ライカ「…………」ｽｰｽｰ
どうやら寝ているらしい
そぅっと布団を掛け部屋へと向かう
華に水を。罪を俺に。第62話→←幸せは願うから悲しさは消えて。第60話
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苺蜜のお茶屋(プロフ) - 星空さん» ありがとうございます！Knさんにしようかと思います！2つも提案して下さり嬉しいです！ (2020年12月6日 12時) (
レス) id: 5e625306a1 (このIDを非表示/違反報告)
星空 - 2度もコメントすみません！御相談の件shoさんやknさんとかどうでしょうか？ (2020年12月5日 18時) (レス) id: e1055a4c52 (このIDを非表示/違反報告)
苺蜜のお茶屋(プロフ) - 星空さん» 神作だなんて照れちゃいま(ごめんなさい、キモかったですね。ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年12月1日 15時) (レス) id: 5e625306a1 (このIDを非表示/違反報告)
星空 - とても面白くて個人的に1番好きな神作です！更新頑張ってください！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: e1055a4c52 (このIDを非表示/違反報告)
苺蜜のお茶屋(プロフ) - (´ー｀*)ｳﾝｳﾝさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年11月24日 19時) (レス) id: 5e625306a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺蜜のお茶屋 | 作成日時：2020年8月1日 16時
