過去が生む今。第53話 ページ23
余談なんですけどオリジナルとwrwrd!のお話どっちがいいか悩んでます。(2作目)
──────────
きっと…好きとか嫌いとか言って今を楽しむ
なんて事を期待していたのか
気持ち悪い。
殺す、刺す。それが俺にとっての楽しみ
あ〜…もう無理だわ
『俺に優しさがある……？あったとしてもそれは一瞬。いつもじゃない。俺は…人を殺すことに華を刺す事に楽しさをおぼえてるんだよ…夢見るくらいなら人殺しなんて言われない』
tn「……約束覚えてる？」
俺の殺意の篭った言葉も気にせず兄が言う
『…ｯ……知らない』
知らないフリをして。
tn「Aと一緒に…ずぅっといるって約束したんや」
『昔でしょ？……今は関係ない』
冷たい態度も気にせずに兄は
tn「覚えてるんやろ？」
深紅の瞳で見つめる
『……もう帰って。』
このまま話しても拉致が明かない
『本音を言うだけなのになんでこうなるの？』
その勢いで
『こんな家族に…世界に生まれたくなんてなかった…！！』
なんて実の兄に酷い事を言ってしまった
tn「……分かった…帰るわ」
諦めた……いや、寂しそうな顔をして
俺に背を向ける
『…………ぁ……』
そんな声も空に消えていく
後悔だけが俺の中に残っていた
─────ライカside─────
『ただいま……』
ｶﾗﾝと扉についている鈴が鳴る
ライカ「おかえ……り…？」
落ち込んでいる
見ても分かるくらい落ち込んでいる
失敗…したのだろうか
ライカ「ね…どうだった？」
何気なく聞くと
『俺が余計な事、言ったせいで……ｯ…』
なんてボロボロと泣き始める
あちゃ〜……もう私にはわかんないよ
あっ……
ライカ「【好き】」
『…ぇ……？』
ライカ「ちゃんと【好き】って言った？」
そう言うと
『言って……な…ぃ……』
自信を無くした声は弱々しい
ライカ「なんで言わないのっ……！」
強く言いすぎたのか
ﾋﾞｸｯと体を動かす
『ごめｯ……な…さｯ……』
あまりにも必死に謝るので
「謝らなくていいんだよ？大丈夫。大丈夫だから……」
優しく……そして擦りながら泣き止むのを待つ
────10分後─────
ライカ「ふぅ…ほんと世話が焼けるんだから。ま…そういう所も好きだけど♡」
ｶﾗｰﾝ
ライカ「いらっしゃい…あら？珍しい」
人数は……少ないほうかしらね？
だって1人だもの。
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苺蜜のお茶屋(プロフ) - 星空さん» ありがとうございます！Knさんにしようかと思います！2つも提案して下さり嬉しいです！ (2020年12月6日 12時) (
レス) id: 5e625306a1 (このIDを非表示/違反報告)
星空 - 2度もコメントすみません！御相談の件shoさんやknさんとかどうでしょうか？ (2020年12月5日 18時) (レス) id: e1055a4c52 (このIDを非表示/違反報告)
苺蜜のお茶屋(プロフ) - 星空さん» 神作だなんて照れちゃいま(ごめんなさい、キモかったですね。ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年12月1日 15時) (レス) id: 5e625306a1 (このIDを非表示/違反報告)
星空 - とても面白くて個人的に1番好きな神作です！更新頑張ってください！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: e1055a4c52 (このIDを非表示/違反報告)
苺蜜のお茶屋(プロフ) - (´ー｀*)ｳﾝｳﾝさん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年11月24日 19時) (レス) id: 5e625306a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺蜜のお茶屋 | 作成日時：2020年8月1日 16時
