【H×H】目的は恋じゃない！ (ページ25)

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1-14 最終試験ページ25

「二人とも止めるなよ。あの野郎がこれ以上何かしやがったら、ゴンには悪いが抑えきれねえ」

「止める？私がか？大丈夫だ。おそらくそれは無い」

『……』

三人の怒りが頂点に届きそうな時、ハンゾーは自分の話をし始めた。自分は忍の末裔で忍法を学んだと。

そんな話の最中。いきなりゴンが逆さまのハンゾーを蹴り倒した。だがその後、少し回復したゴンにハンゾーは刃物を見せつけ最後のお願いだと言った。

「それは困る！」

ポカンとした空気が部屋を包む。

「足を切られちゃうのは嫌だ。でも降参するのも嫌だ。だからもっと別のやり方で戦おう！」

「なっ、てめぇ！自分の立場分かってんのかよ！」

『ふふふふっ』

これには先程まで怒っていたAも思わず笑ってしまう。場の空気が和むのを感じた。

そしてハンゾーがゴンの額に刃の先を当てた。だがAもクラピカもレオリオも大丈夫だと信じていた。

「親父に会いに行くんだ。親父はハンターをしている。だから俺は親父みたいなハンターになって親父に会うんだ！いつか会えると信じてる」

Aはゴンの強い意志の主張を初めて見た。6つ下の少年には揺るぎない意志があった。Aはそれに感化された。

勝者ゴン

・・・・・

第二試合
クラピカVSヒソカ
勝者クラピカ

第三試合
ハンゾーVSポックル
勝者ハンゾー

第四試合
AVSキルア

『キルアー！私戦うの嫌なの。鬼ごっこにしない？背中をタッチされた方が参ったって言う約束で』

「いいぜ。俺もAとは戦いたくないしな」

『じゃあ始め！』

開始の合図で二人は動き出した。だがしばらくしてもお互いに正面には近づけるものの背後には手を伸ばせなかった。

「こういう時は目合わせてくれんだな」

『え？！』

二人同時に止まったあとキルアは言った。そしてAの隙を見つけた。それを狙い背後へと移動。

『そうくると思った』

「え」

その一言と共に振り返るA。驚くキルアの手首を掴んで後ろへと引く。すかさず背中をタッチ。

勝者A

⚑︎＿＿＿⚐︎

第五試合
ヒソカVSボドロ
勝者ヒソカ

第六試合
ポックルVSキルア
勝者ポックル

第七試合
キルアVSギタラクル
勝者ギタラクル(イルミ)

第八試合
レオリオVSボドロ

キルア失格