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Juri side
Aは、少し前まで、
だから、俺と付き合う前までは、
男性恐怖症なんかじゃ、なかった。
Aは、なんでも
抱え込む癖がある。
だから、俺は、
Aの相談に乗ってたんだよ。
そんなことしてたらさ、
なんか、好きになっちゃって。
Aのこと。
だから、告白したんだよ。
樹「俺、Aのことが好き。
だから、付き合ってください」
って。
そしたら、Aは、
『私で、良ければ。』
って言って、オッケーしてくれたんだよ。
Aには、
俺のできる限りでの愛情表現をしてた。
でも、Aは、
俺がどれだけAのことを想ってるか
分かってないみたいで。
だから俺は、
Aの身体に教えたんだよ。
愛してる、って。
そしたら、Aは、
俺とのそれがハジメテだったらしくて。
そういうことをするのが。
きっと、怖がってたんだろうな。
俺は俺のことだけで精一杯で、
Aの様子を見ながら、なんて
してなかった。
俺が、だいぶ強引に、
そういうことをしたからなのか、
Aは、その翌日から
男性恐怖症に、なった。
多分、俺が、
身体に教える、なんてしなかったら。
今頃、楽しく暮らしてたのかもな。
俺と別れた後、
Aはなぜか、翔太と仲良くなっていって。
嫉妬、してた。
だから、AがSixTONESの
マネージャーをする、って聞いた時は
飛び跳ねるくらい、嬉しかった。
でも、Aは嫌だったみたいで。
俺の顔を見て、俺が
"田中樹"
って認識した瞬間、Aは
過呼吸になった。
俺とAの過去は、
メンバー達に話してない。
だから、なんでAが
過呼吸を起こしたのか、
わからないまま対応したはず。
なのに、きょもがAに
「大丈夫だよー、もう樹いないよー。」
って言ってたのを聞いてから、
Aの呼吸が落ち着いてきた感じがして。
そしたら、俺がいないところで
"樹のマネージャーはだぁがする"
とか決めてるからさ、マジで腹立って。
ただ、乗り込んだらメンバーに
追い出されるのが目に見えたから、
乗り込まなかっただけで。
Aが俺と一緒に仕事できるっていうのに、
俺のせいで仕事一緒にできないとか、
俺耐えられないから。無理だから。
俺は諦めないからな、A。
待ってて。
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