私が雄英に来たのは... ページ4
校舎に入ったら入ったで凄かった。
広い廊下、清潔感、食堂という部屋、
村の学校にはないものばかりで
立ちくらみしそう...。
『...っと、こんな事してる場合じゃないよね』
私は「百目鬼」の個性を持っている。
目を閉じ、個性を出して
人に見つからないように
学校の至る所に目を出した。
移動する時は個性を解除し、
分からなくなったら目を瞑って個性を出す...
『...ってやれないんだよなー！』
私は今制服なので個性が使えない！
なので雄英の中を走り回るしか方法が無かった。
『...ようやく着いた〜！』
本当に広すぎるよ、この校舎...何階あるんだ？
試験の時は和服で
この目の能力を使えたから会場に
辿り着けたんだよなぁ...。
そんな事を思いながら1-Aの教室に入り、
自分の席についた。
私は1番後ろらしい...なんかラッキーだなぁ。
だって...前の方で
「聡明？クソエリートじゃねぇか！
ぶっ殺しがいがありそうだな！」
「ぶっ殺...！？
君酷いな、本当にヒーロー志望か？」
...ってなってて
何だか騒がしいんだもん！
なるべく穏やかに過ごしたいな。
そうすれば妖怪の個性がバレる確率が
低くなるから...。
...そう、
プロヒーローを多く排出するこの雄英では
妖怪の個性を持っている事を
知られてはならない。
だってもし知られたら、また
学校を辞めさせられるかもしれないから。
プロヒーローになる為には
この雄英を卒業するのが条件なのに
中退したらなれなくなってしまう。
学校側にも、個性は鳥化と言ってある。
最後まで、ちゃんと隠しきらなきゃ。
ーーーーーーー
「その個性...もしかして、妖怪の...？」
「く、来るな！化け物！」
「君の個性じゃ、
周りを傷付ける可能性が高い。
生徒の安全を考え、
君は学校から退学してもらう。」
ーーーーーーー
...目的を達成するためなら
私はなんだってやってみせる。
だから私はここに来た。
...なのに、
「今から個性能力テストをする。
ちなみに最下位だった奴は
除籍処分とする。」
なんで初日に退学の危機になるの...！？
すいません、矛盾している所があった為
修正しました！
梅雨ちゃんって名前可愛いよね→←ヒーローらしくない人に会っちゃった...
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ハム太郎(プロフ) - いまづきさんへ コメントありがとうございます！有り難きお言葉...感謝感激です！亀更新で申し訳ありませんが、これからも見て下さると嬉しいです！ (2018年11月20日 23時) (
レス) id: 35d18d2ff3 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く再新待ってます！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハム太郎 | 作成日時：2018年7月13日 0時
