対人戦闘訓練で、初のコスチューム ページ11
みんなコスチュームに着替えて
グラウンドベータに集合していた。
私のコスチュームは青の普通の着物で、
動きやすい様に丈が短くなっている。
靴は下駄で、紐の色はムラサキだ。
あと、目を保護するため
(というのは建前で、
百目鬼の能力を出した時に
目を瞑った事がバレないための)
水色の飛行用ゴーグルを頭に付けている。
個性の関係で和服にならないといけない私は
そういう風に要望を出した...
...はずだった。
『何でこんなに肩が出てるの...！？』
襟が大分広がり、肩や背中が出て
胸元がまぁまぁ出ている。
確かに私の個性は、肌の面積が
広ければ変身が速く出来る。
多分それを考慮したのだろうけど...。
『めちゃくちゃ恥ずかしい...』
「でも似合ってんじゃん！
そう言えば鳥目、和服じゃないと
個性使えないんだっけ？」
そう話しかけてくれたのは、
個性がイヤホンジャックの耳郎さんだった。
『そうなんだよね...ありがとう耳郎さん、
耳郎さんの革ジャンとか、アンプっぽい
黒ブーツもカッコイイよ！』
「あ、ありがとう...耳郎でいいよ」
照れてるなぁ...結構可愛い。
「...ヒーロー科最高！」
近くに紫色の髪をした小さな男子が居た。
男子を目を見ているつもりだが目線が合わない。
...私の目の少し下を見てる？
「おい、どういう意味だコラ」
『あ、峰田くん...だよね？
私も最高だって思うかな、
ヒーロー基礎学一緒に頑張ろうねぇ』
「...あんたこの子に
何か吹き込んだら殺すからね」
ドスッ
「ギャアァアァアァア！！」
え、何を
と言おうとしたら、オールマイトが来て
会話は中断された。
どうやら、
これから2vs2の屋内対戦をするらしい。
要約すると、
これから2人組を突発的に決め、
ヒーローとヴィランに分かれる。
ヴィランは核を所有し、
ビルのどこかに設置する。
勝利条件はヒーローに捕縛テープを巻く、
又は制限時間まで核を守る。
ヒーローはビルにある核を探す。
勝利条件はヴィランに捕縛テープを巻く、
又は制限時間までに核に触る。
どのヒーロー、ヴィランと対峙するかは
クジで決める。
そして私は
『よろしくね、えっと...轟くん、障子くん』
「あぁ」
「よろしく、鳥目」
Bチームになった。
っていうかうちのチームだけ3人だ。
Bチームは2回戦目で
尾白くんと葉隠さんのチームと対戦だったよね...。
まずは1回戦目の
爆豪くん、飯山くんvs緑谷くん、麗日さんを
ちゃんと見とこ...。
...名前、合ってるよね？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハム太郎(プロフ) - いまづきさんへ コメントありがとうございます！有り難きお言葉...感謝感激です！亀更新で申し訳ありませんが、これからも見て下さると嬉しいです！ (2018年11月20日 23時) (
レス) id: 35d18d2ff3 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く再新待ってます！ (2018年11月7日 21時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハム太郎 | 作成日時：2018年7月13日 0時
