兎の愛され天使 (ページ5)

今日:7 hit、昨日:31 hit、合計:36,143 hit

𝟓 ページ5

．

小林「…笑」

『誠司さん！？起きてたんですか！』

小林「ごめんなあ、ずっと起きててん笑」

『もうやだ〜泣誠司さんのせいで遅刻して怒られるかと思ったじゃないですか笑』

小林「揶揄い甲斐あるからついやってまうんよな」

そう言いながら俺の頭を撫でてくれる誠司さんの笑顔がかっこよくて怒る気力も無くなってしまった

中田「悪戯も程々にしないといよいよAに嫌われるぞ」

小林「Aはこんなんもんじゃ俺のこと嫌わへんもんな？」

最近悪戯の数が増えていたから否定したかったけど謎の圧を感じてしまい否定できなかった

『あ、大丈夫です』

丸「はよ準備しないとほんとに練習遅れんで」

やばい！想像してた悪夢がほんとに起こる前にはやく準備してグラウンドに行かなければいけないのに今だに誠司さんが離れてくれない。本気で遅れちゃう泣

『翔さん〜泣誠司さんのこと引き離してください！泣』

中田「もーはよ離れてやれ」

ひっつき虫のようにくっついていた誠司さんは翔さんの手によって俺から引き離れて行った

『翔さん！丸さん！ありがとうございました泣』

やっと自由になれた俺は急いで仮眠室から出る準備をして救世主の翔さんと丸さんにお礼を言い誠司さんに先に行くことを伝え仮眠室を後にした。

丸「程々にせなほんとに嫌われるぞ」

小林「Aが俺のこと嫌うわけないやろ？笑」

「翔さんー!A居ないんすけど知りませんかー!?」

．