兎の愛され天使 (ページ2)

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？「ファンデーション塗りすぎ笑」

秋季キャンプも中盤に入りロッカールームから楽しそうな声が聞こえた

『なーにしてんの』

北村「おー、Aやん。丁度いいとこに来た」

中に入ると何かを見ながら大爆笑している北村さんたちがいた

湯浅「見て、これやばない？笑」

『まって笑白すぎる笑』

大さんに見せてもらったチェキにはファンデーション塗りすぎたのかというくらい白くなっている礼都が写っていて思わず笑っていたら拗ね始めた礼都が寄り掛かってきてよろけてしまったとこを優人が支えてくれた

『優人ありがとう』

俺お礼言っただけなのに球に目逸らされたんだけど。いつからツンデレキャラになったの

北村「ちょ、Aそのままふたりの真ん中に立ったままでいて」

身長が169cm(自称170cm)しかない俺にとっては200cmと182cmに囲まれるのは抵抗しかない為急いで大さんの腕を引っ張って代わりに行かせた

『絶対嫌です！大さん代わりに行って！』

湯浅「絶対無理！そこはチビなAが行くべきだろ」

『けち！そんな身長変わらないじゃないですか！』

秋広「いいじゃんー可愛いし」

中山「ほら、はやくここ来て」

このまま引き下がりたかったけどあのふたりに言われたら断れない

『わかったよー行く』

もはやヤケクソ状態で満面の笑みでふたりの間に行けば案の定ちび呼ばわりするかのように2人して俺の肩に腕回してくるし、北村さんは某写真スタジオのスタッフの人みたいに声を掛けてくる

北村「いいねー同級生かわいい」

湯浅「身長差が家族写真すぎる笑」

『だから大さんもそんなに変わらないでしょ！！』

すぐ俺の身長を馬鹿にしてくる大さんを横目にさっき撮ってもらったチェキを見たら自然と笑みが溢れた

『北村さんあとでそのチェキください』
「なになに、気に入っちゃった?」

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