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ベニマル視点
俺たち三人がかりで挑んでも手も足も出なかった相手にAは互角に戦っている
どちらもまだ本気は出していないようだ
それなのに動きを目で追うのがやっとなほどに速い
俺は悟った
Aは強い、俺よりも
だが、これは...！
ミリ「ドラゴ・バスター！！」
Aが張った結界の中を眩い光りが埋め尽くす
死ぬなよ、A
A視点
「無効之王、起動！」
光りが消える 煙が晴れる
「残念だったね 魔王サマ 君の攻撃は私に通じない」
ミリ「っ！？これを受けて無傷だったやつはいないのだ！面白いのだ！」
「まだやる？」
ミリ「やるのだ！」
嘘だろ？やるのかよ...
ミリ「本気で一発うつからそれに耐えられたらお前の勝ちなのだ！ただし、耐えられなかったら死ぬのだ！」
みんな「っ！？」
死ぬって
「だぁー！わかったよ！わかりました やるよ、やるやる」
ミリ「では行くぞ ドラゴ・ノヴァッ！！」
やべっ どうしよ
【破壊之王で攻撃を破壊することを推奨します。】
えっなにそれ チート？ てかできるの？
【解。できます。】
よし、じゃあそれ！
「破壊之王、攻撃破壊」
ﾊﾟｯ←攻撃が消える
みんな「なっ！？」
ミリ「消えた！？」
「ふふ〜ん 私の勝ち」
ミリ「わかったのだ お前の勝ちでいいのだ」
「っし！ 結界解除」
やった！勝った！魔王に勝った！
「リムル！勝ったよ！｣
リム「あぁ...お前強すぎないか！？」
「普通じゃ「普通じゃないから！」えぇ？」
リム「普通は魔王なんか勝てないから！
てかさっきのやつ何したら攻撃が消えるんだよ！？」
攻撃破壊したやつ？
「攻撃破壊した」
リム「は？」
「だから、攻撃破壊した」
リム「え？うん、は？なに？攻撃って破壊できんの？」
うろたえかたおもしろ
「うん 破壊之王でやった」
ミリ「お前、究極能力保持者か！？」
「うん、そうだけど、なにか？」
ミリ「魔王になれ！」
「はい？」
ミリ「魔王を名乗れ！」
「いや、え？私、魔王にはならないよ？」
ミリ「なんでだ！？他の魔人に威張れるのだぞ...？」
威張る？
「それってつまらないんじゃないかな？」
ミリ「なっ！？面白いことしてるんだな！？ズルいぞ！ワタシも仲間に入れるのだ！」
「えぇ？国に来るってこと？街壊されそうなんだけど？」
ミリ「こわさないから！」
「...リムル、良い？」
リム「...あぁ」
ミリ「誰なのだ？そいつは？」
「私の友達 仲良くしてね」
ミリ「わかったのだ」
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作者名：あはは | 作成日時：2023年4月12日 20時
