ある〜日森のなかぁ虎杖にであーった

episode 4 ページ6

Aside

『ﾊｯはよーざいます？』

うわぁー恥ずかし!!
えっと､､､名乗った方がいいよね？

『ごッごめんなさい！ちょちょっと人肌が恋しくて』

ふぅー深呼吸深呼吸ぅ！ここでひよったら負けだ｡

虎杖くんがやばい人を見る目で見てるんだけど､
常識人アピールしなきゃ！

､､､そうだ自己紹介だ｡前駅で会った時も名乗り忘れてたし､これしかない！

『突然ごめんね！昔駅のホームで会ったことあるけど覚えてるかな?帆風Aです』

虎杖 「あーね?よろしくね｡俺は虎杖悠仁､15歳｡」

なんか距離を感じるぅ〜
もう嫌われた？泣きそうっす｡

『よろしく！私も15タメだね!』

ｼｰｰﾝ...
…………無言が辛い｡


虎杖 「あーそう言えば俺の仲間が助けに来てくれるから､安心して｡怪我してたよね大丈夫？」

そういえば額割れてたよな､自分｡多分虎杖くんに血付けちゃったよね｡

ﾋﾟｰﾝ


あっ今悪魔的なことが舞い降りてきた！

『虎杖くん！』

虎杖 「うおっ!どした帆風？」

『帆風じゃなくてAで呼んで！
さっき抱きついてたせいで私の血着いちゃったでしょ！脱いで｡カピカピになって固まっちゃうよ｡洗濯して返すから､ね？』

あわよくばｸﾝｶｸﾝｶしょーっ(ぐへへ

虎杖「いや大丈夫！申し訳ないし｡ていうか前から気になってたけどAって変態?!」

『っそんな事ない、虎杖くんにしかしないから！
これは1つの愛情表現！』


うわぁー言っちゃった///
今遠回しに好きって言ったよね！

恥ずかしくなって虎杖くんの反対側に顔を向けてしまう

でも虎杖くんちゃんと分かってくれたかな？

『､､､Aって距離感近いよな｡俺もよく言われるわ！』

あー分かって貰えてない〜

ﾌﾞｰｯﾌﾞｰ

『虎杖くん､携帯なってるよ｡』

もしかして救助してくれる人かな？

虎杖「おお､センキュ｡ もしもし､､､えっ?まじかよ」


虎杖くんとはここでお別れかな､最後の悪足掻きとして膝枕してもらお

よじよじと虎杖くんに近ずいて膝に頭を置く

虎杖「あーね､､おっけー ｳﾞｧｯ!? いやなんでもない！うん､あんがと｡じゃあ」

虎杖くんは物凄い勢いで電話を切って振り向いた

虎杖「A〜急な接近はやめて！こちとら一応思春期真っ只中の男子だよ､心臓に悪いからやめて！
あと､救助30分くらいで来るって｡」

『あははっ｡ごめんーでも後もう少しでお別れだから許して！』


なう 救助待ち

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