ある〜日森のなかぁ虎杖にであーった

episode 1 ページ3

Aside

今､どこかの森の上で急降下中です｡泣く

あーあ｡何が悲しくてせっかくの休日に謎のバケモンに投げられてるんだよ

投げられる時は米抱っこだったし､落ちる時ぐらいイケメンにお姫様抱っこされないかなー
神様よろしくね(圧)


いや､でも私すごくね？
だって投げられてもピンピンしてるし､普通パニクって意識無くなったりしてるでしょうよ。それに､死ぬかも知れんって言ったけどなんか生き残れる気がするし。

あっ!先パイ!!どうしよう､先輩ぼっち族だから私がいなくなったら不登校なったりしないかな､､､?
(謎の上から目線)




ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ!!!


うわぁービビった｡何事?!

そうだ!今､命の危機だった。
もし､無事に地上に着地できてもこんな戦争中みたいな森に降りたら無事には居られない!泣


ﾋﾞﾖｰョｰﾋﾞﾖｰョｰﾋﾞﾖｰョｰ
待って､
なんか加速しちゃってるんだけど?!
もう､木に触れるぐらいの高さまで落下してるんだけど！

そうだ｡受け身取ればいいじゃん！(パニック特有の謎発言)

いつの間にか､ガチで頑張ったらジャンプできそうな高さぐらいの時に､やるなら今しかないと目をつぶり空気を蹴った｡

直後

ドー―ン!
と音が鳴り、身体中がビシビシ痛んだ｡

『痛った!!』
身体から血が出ていて痛いけど生きてる実感がわいた

あー私生きてるんだ､､､よかった｡
なんだか安心して涙がぽろぽろ出てきた｡

一頻り泣いたあと周りを見渡すと､近くに短髪の男の子が倒れてた。

もしかして巻き添え食らわせちゃった？

えっ？大丈夫?!と駆け寄ろうとした瞬間､足がビリビリと痛んだ｡

私も人の事言える状態じゃないな､､､
せめて近くで倒れとこ｡


ほふく前進で近寄って顔を覗き込んで見ると､



『えっ…好きっ』ﾄｩﾝｸ

という言葉と共に謎の頭痛に襲われた。









なう 地上｡ 額から出血と足骨折だけで済んだぞ！
身体が丈夫で良かったな！

episode 2→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す