【サーヴァンプ】【文スト】異能力者は主人になりました！？

6話 ページ7

真昼「サーヴァンプ…？」


クロ「あーダメだ…ちょっと構えたらもう腰が…やっぱ無理かも…」


真昼「往生際が悪い！！」


クロ「暴力は何も解決しないぞ、ほら俺、平和主義者だし」


真昼「お前はただのめんどくさがりだ！！」


ベルキア「サーヴァンプ、主人と鎖で繋がれている間しか力を発揮できない不便な真祖〜しかも人間の言う事聞かなきゃいけないとかめんどくさそ〜」


クロ「いや…そこは案外悪くねーぞ、俺が何したって“こいつがやれって言いましたぁ”って言い訳できるしな、責任のない人生は最高だ」


真昼「ふざけんな」


でも確かに責任のない人生は最高だな…


真昼「てかお前！何で同じ吸血鬼なのに襲ってきたの！？」


ベルキア「ん〜？僕はお使いで来たんだよォ、吸血鬼はみんな7人の真祖の誰かから作られてて、自分を作った真祖に従う事になってる、僕が従うサーヴァンプの名前は“椿”、“椿”は“怠惰”が大嫌い★さァここで問題です〜“椿”が“怠惰”を嫌いな理由は何でしょォか〜？答えは30秒後ッ串刺しの後ッ★」


真昼「な…っわぁっ！？クロ！！」


クロ「めんどくせー、自分で避けろ、飛べ」


真昼「飛べるかっ、それと避けられた！」


クロ「めんどくせー事になったなー…どーすんだ？やっぱ逃げた方がいいんじゃ…」


真昼「…倒すよ、そして敵の情報を吐かせる！」


クロ「少年漫画の読みすぎだな…向き合いたくねー…」


ゴオッ


クロ「さっき…言ったよな…今から俺が何をしようが俺に責任はねぇ」


ザァッ ドチャッ


あはっ、血だァ…ってそうじゃない！


ベルキア「け…は、あ”…？」


真昼「クロ…クロ！！もういい…っ、殺したら情報が！クロ！！」


ガクンッ


真昼「お前…全部私に責任負わせるって言ったよね、じゃあ言う事聞いてよ…っ」


クロ「…」


ベルキア「…チッ…くそがァ！！くそがくそがくそがァァ！！お客様この列車の行き先はご存知ですかァ！？楽しい楽しい地獄行き吸血鬼★夜行！！暴走特急途中下車不可の旅だクソガキがァ！！がはっごほっ…今日のショーはここまでッ」


ぽて


クロ「…」


真昼「な…！？何…これ、死んだ…の…？」


でも可愛い…


ベルキア「あはははァッ死なないよォ吸血鬼だもん！！バーカバーカ」


クロ「おら、CM明けだぞ、クイズの答えは」


ベルキア「あァ〜やめてよォ揺らさないでよォ帽子取れちゃうよォ〜」

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