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34話 ページ35

文化祭当日〜

ガヤガヤガヤガヤ


ゴッ べちっ


桜哉「いってぇ!?何…」


真昼「桜哉!!」


桜哉「…!」


真昼「あっ待って話を…朝からここで張ってたんだよっ」


桜哉「話すとか…何考えてんだよっ俺はお前もお前の友達も殺そうとした…」


真昼「お前は嘘つきだ!!私を助けようと…手を伸ばしたじゃん!!御園の傷も深くなかったって…あっでも御園には謝ってよっ」


桜哉「謝れるかよッ俺はお前らの敵なんだぞ…っ」


真昼「敵じゃない、友達だ!!」


桜哉「何が…友達だよっ幼馴染みだってのは俺が植え付けた嘘の記憶だっ俺と真昼が一緒にいたのは…本当はこの1年だけ、俺はお前に嘘をついて隣にいたんだ…っ」


バン


屋上〜

真昼「…それでも1年間…楽しかった!!戻って来い!!」


桜哉「もう…一緒になんて無理なんだよ、俺は人じゃない…皆とは違うんだよ…違う…」


真昼「それが何だ!!」


桜哉「な…っ」


真昼「お前が吸血鬼だろうが関係ないっ私にだってお前の手を掴む力があるんだっ飛べ!!」


落下後〜

桜哉「その武器…飛ぶもんだったのか…?」


真昼「いや…初めて飛んだ…だって黒猫とホウキだよっシンプルに考えて…飛べるでしょ!?」


桜哉「ふ…っ思い切りすぎだろ…っ…ホント真昼って…」


ポロポロ


桜哉…


桜哉「もっと…こんなふうに笑ってたかったよ…っでもっ…ダメなんだ、俺は…あの時椿さんに…あの人は俺に嘘をつかなかった、椿さんだけが俺に手を伸べてくれた、救われたと思ってしまった」


…同じだ…


桜哉「俺はもうあの人を裏切れない…あの人が殺せと言えば俺は…」


真昼「…それじゃあっ私が椿を止める、それが出来るのは…シンプルに考えて、私とクロでしょ!!今のお前には…椿だけじゃない、私も…皆もいるでしょ!!1人じゃない!!」


桜哉「真昼…俺に嘘をつかないでよ…」


真昼「嘘じゃ…」


桜哉「信じたくなるだろ…!…真昼…ありがとう、十分だ…っ…でも今は…まだ、一緒にはいられない」


真昼「…待ってて!!…クロ!私…っ椿を止めたい…今度は本当なんだ、その為に私、クロと一緒に強くなりたい!」


クロ「向き合えっかなー…」

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きらら(プロフ) - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年5月17日 20時) (レス) id: 95b9570949 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月12日 23時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
紅姫様(プロフ) - ありがとうございます!どんどん更新しますね! (2019年1月1日 22時) (レス) id: 2a5d7db539 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメア - すごい つづききになります早く読みたいのでつづきおねがいします (2019年1月1日 20時) (レス) id: e40bc9480f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅姫様 | 作成日時:2018年12月9日 2時

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