25話 ページ26
御園「貴様はいつから、何の目的で城田真昼に近付いた?」
桜哉「なーに妻に浮気された旦那みてーな事言ってんだ!?てめーは真昼の何なんだよ関係ねーだろ!?強いて言うなら暇潰しだの暇潰し!!お前こそ真昼と知り合ってたかが二週間とかだろ?何でそこまで…」
御園「時間は関係ない、城田が僕を友達だと言ったからだ」
桜哉「友達!?そんな都合のいい“嘘”信じたのかよ!?世界で一番多く使われる“嘘”じゃねーか!!そんな社会辞令もわかんねぇの!?世間知らずのお坊ちゃんは安全なお庭で本でも読んでろよ!!」
御園「口で言っても無駄らしいな」
桜哉「だーかーらー…てめーに何が出来んだよ、サーヴァンプと戦う時はまず人間である主人から狙うのが定石、それなのに自分から離れるなんて論外…」
御園「リリイが意味もなく僕から離れる訳ないだろう」
ベルキア「さァさァ喝采を!!僕は“串刺公”ベルキア☆★得意技は串刺し芸☆見せちゃうぞォ〜ッ脱出不能の串刺しBOX(デッドオアデッドオアデッド)☆さァさァアホ毛ちゃんから串刺しにィ〜」
御園「串刺しになったのは貴様だ手品師、主人・標的・吸血鬼がこの順で一直線上に並んだ時に発動する…城田…見せてやる、僕のリードの使い方の一つを“赤の女王の処刑台(グッドナイト・スイートドリーム)”」
ベルキア「なっ…何だよォこの椅子!?」
真昼「もしかして…御園のリードってその椅子…っ」
御園「まず一人」
ゴトンッ
真昼「!あれ?首が切れてない…?」
リリイ「色欲が破壊するのは肉体ではありません、精神です。髪を切ったのはお返しです♥️久々に術の練習なんてした甲斐がありましたかね、御園が真昼ちゃんにどうしてもいいとこ見せたいというので…」
御園「黙ってろリリイッ…残念だ、城田は貴様を一番の友達だと言ってたのに…」
桜哉「…真昼が…俺を?そっか…せめて後一週間…友達でいられたら良かったのにな…来週の文化祭、けっこー楽しみにしてたんだ…有栖院御園…お前の友達の真昼が何を望んでるかちゃんと考えた?」
リリイ「御園、彼の話を聞かないで…」
桜哉「真昼が俺を友達だって言ってくれるのなら…俺とお前は…友達になれたのかな?ほんの少し…何かが違っていたら…真昼はお前と俺に殺し合いなんて望んでたのかなぁ…?」
バシャッ
御園「あ…」
リリイ「御園っダメです解いては…!?」
ズダン!!
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きらら(プロフ) - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年5月17日 20時) (レス) id: 95b9570949 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月12日 23時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
紅姫様(プロフ) - ありがとうございます!どんどん更新しますね! (2019年1月1日 22時) (レス) id: 2a5d7db539 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメア - すごい つづききになります早く読みたいのでつづきおねがいします (2019年1月1日 20時) (レス) id: e40bc9480f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅姫様 | 作成日時:2018年12月9日 2時