24話 ページ25
桜哉「黙れ!!俺を信用してないから話さなかったんだろ!!俺を友達だと思ってるならどうして嘘なんかついた!?俺の為に嘘をついたって言いたいのか!?俺は、嘘つきが一番嫌いだ…お前が嘘なんてつくからもうお前の何一つ信じられねぇよ!頭から爪先までバラバラになりそうだ、嘘をつかれるってそういう気持ちだ」
キキキキキィ
桜哉「バラバラになった後は二度と元に形には戻らない、一度嘘をつかれたらつかれる前の関係には決して戻れないんだ、何もかも疑ってしまうから、教えてやる、人がバレてないと思ってる嘘の九割はバレてるんだ、あぁでもその嘘を嘘だと知りながら知らないフリをしていた俺も嘘をついた事になって…あぁぁぁあ、人は恐ろしいよ、油断すれば騙される、気をつけないと騙される前に騙さないと」
クロ…あいつに襲われた時と同じだ…言わないと、私とクロ…二人でどうにかするんだ…って“倒すよ”って…?
クロ「かはっ」
真昼「クロ…ッ怪我…私の血を飲んで…っ」
クロ「いや…意味ねーよ…主人の血ならなんだっていい訳じゃねーんだ…」
真昼「は…!?」
クロ「サーヴァンプは血の中のお前の“意志”を食ってんだ、俺の力は…お前の意志の力だ、今のお前にはねぇよ、友達を守りたいのか殺したいのかわかんねー…」
何してんの私、何が守るだ、何の覚悟もしないまま…
パツン
真昼「!?」
桜哉「!」
ベルキア「あァ?」
真昼「御園…!!」
御園「城田…下がっていろ、僕がやる」
真昼「待って御園っ…桜哉は私の友達…っ」
桜哉「そう!俺は真昼の親友だよ?そんな俺をどうするって?」
御園「…貴様が城田の友人か…なるほど、僕とは気が合わなそうだ」
私は、何を守りたかったんだっけ…?ねぇ太宰…
リリイ「さて…喧嘩はあまり得意ではないんですが…ひと肌脱ぎましょう?」
ベルキア「あははァッさァさァ喝采を!!変態ちょうちょの串刺し標本の実演販売だよォっ」
リリイ「変態なんて心外ですねぇ」
ギンッ
リリイ「激しいのも嫌いじゃありませんが、髪を切られるのは傷付きますねぇ」
ベルキア「お前僕よりキャラ濃くてムカつくなァ〜っ」
桜哉「アーホー毛ー?主人が一人でやる気かよ?調子乗ってんなよお坊ちゃんがよぉ、後ろの真昼に期待してんなら無駄だぜ?真昼は優しいもんなぁ、俺は友達だもんな?その猫で俺を八つ裂きになんかしないよな?なぁ真昼…」
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きらら(プロフ) - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年5月17日 20時) (レス) id: 95b9570949 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月12日 23時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
紅姫様(プロフ) - ありがとうございます!どんどん更新しますね! (2019年1月1日 22時) (レス) id: 2a5d7db539 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメア - すごい つづききになります早く読みたいのでつづきおねがいします (2019年1月1日 20時) (レス) id: e40bc9480f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅姫様 | 作成日時:2018年12月9日 2時