【サーヴァンプ】【文スト】異能力者は主人になりました！？

22話 ページ23

学校〜

真昼「えっ桜哉今日も来てないの？」


虎雪「そうなんだよー珍しいよね、こんな続けて休むなんて…」


龍征「風邪でもひいて寝込んでんじゃねぇのか？」


真昼「私も昨日電話したんだけど出なかったんだよね」


虎雪「桜哉も確か一人暮らしだったし…心配だよね…」


真昼「これもせっかく完成したのに…」


虎雪「何それギャルソン！？」


龍征「文化祭の喫茶店用か！？」


真昼「桜哉、接客やりたがってたじゃん？」


虎雪「真昼…器用だね…桜哉文化祭楽しみにしてるもんね」


真昼「うん…私放課後桜哉ん家行ってみるよ」


そういえばこの前の別れ際…なんか様子変だったかも…桜哉、どうしたんだろ…


外〜

真昼「こらクロ！これは桜哉の！弁当だよ！！」


クロ「ポテチは…？」


真昼「お前に買ったんじゃないの！学校でさんざんお菓子貰ったでしょ、桜哉どーせ何も食べてないだろうから」


クロ「桜哉ってあの冗談ばっか言ってる外ハネか、貴様ちゃんとは気ぃ合わなそうな…」


真昼「貴様ちゃん…って御園…！？桜哉と最後に別れた時様子変だったけど…何かあったのかも…ちゃんと聞けばよかったな…桜哉は昔から冗談みたいにしか喋らないし…あ…桜哉とは小学校から一緒なんだけど…あれ？一緒なのは中学からだっけ…？」


クロ「は？おい…？」


真昼「桜哉の親も私と同じで亡くなってて…あれ？桜哉の親って…どうして亡くなったんだっけ…」


クロ「…？お前の話、なんか変だぞ…」


真昼「…あれ？桜哉の家ってどこだっけ…？」


クロ「は…？」


真昼「いや…何言ってんの私…行った事あるのに…昔から何度も行った…いつ…行ったっけ…？」


クロ「ま…真昼…？」


真昼「…なんか…頭痛い…っ」


…これ全部本当に？


真昼「“桜哉”って…なんだっけ…？」


桜哉「真昼」


真昼「！」


桜哉「わっ？」


真昼「あ…“桜哉”」


桜哉「？どーしたんだよ真昼？こんなとこで…」


真昼「お前こそ…何で学校来ないの！私心配で…」


桜哉「いやー実はさ…ほらっこの辺吸血鬼出るって言ったじゃんっ俺実はこの前襲われてさ…！！ギリギリ助かったけど！怖くてしばらく家出れなくてー…さてっ今の話はどこまでが嘘でしょーかっいてっ」


真昼「言うと思った！ほらコレ！弁当！いつも変な嘘ばっか言って…」


キャアァアッ


真昼「！？…えっ今…悲鳴…？」

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