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2話 ページ3

“吸血鬼が出る”そんな噂が流行ってるのは知ってたんだ


そういえばクロ、ご飯食べたかな。一応猫缶開けて置いたけど


バタン


真昼「ただいまーってあれ?私テレビつけっぱなしで…」


は?何これ?だ…誰…?


クロ「あー…死ぬほどめんどくせー事に…」


えっと取り敢えず…


真昼「イケメンですね…?」


あー!何言ってんの私ぃ!!


クロ「え…ぁ///」


真昼「それより…どちら様っうわっ」


ガシャッ


真昼「いっ…た…え?」


シーン


真昼「…え…?クロ…?今ここにいた奴は…?ね…猫になっ…えっ…?」


シャッ


ボン


クロ「何しやがる…俺は日光とは向き合えねーのに…」


真昼「うわぁあ!?なんっ…何なのお前!?」


クロ「何って…人を投げんなよ…」


真昼「喋った!!」


クロ「…心優しい、引きこもり吸血鬼…?」


真昼「はっ?え?吸血鬼…って、まさか通り魔の!?私を襲って血を飲む気じゃ…っ」


クロ「はぁ?そんな死ぬほどめんどくせー事するかよ、自意識過剰ってよく言われない?」


真昼「襲えよ!!吸血鬼なら!!」


クロ「襲えとか簡単に言うな、犯罪だぞ…?それより喉乾いたな、お茶貰える?」


真昼「あーもー!何からツッコんだらいいのか!」


クロ「まぁ落ち着けよ、しょうがねぇ、俺がお茶でも淹れてやるか…」


真昼「私の家だ!!」


クロ「そう慌てんな…夜になれば出ていくって…取り敢えず俺が人の姿の時に名前を呼ぶなよ」


真昼「私、お前の名前なんか知らないよ!猫だと思ったからクロって…」


ヴンッ


クロ「…死ぬほどバカだな…言ったそばから…」


真昼「なっ…何今の!?」


クロ「めんどくせー…」


真昼「めんどくさがるな説明しろ!」


クロ「時は…数百年前に遡る…はー説明とかめんどくせー」


真昼「めんどくさいならさっさとシンプルにやれ!!」


クロ「文句の多い奴だな…取り敢えず…これだけは確実に言える、俺とお前は死ぬほど気が合わねぇ」


真昼「奇遇だな、私も今のそう思ったよ!!」


それから〜

真昼「飼われる専門の吸血鬼…!?」


クロ「まー…なんつーか…契約した主人からのみ血をもらってー…主人の命令にはー…めんどくせーけど従うっつーか…“下僕の吸血鬼”…って事で一応呼び名があってー…お前に言ってもしょうがねーんだけどー…」


真昼「だらだら喋んなイライラする!よく分かんないけどもう良いから帰れ!!」

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きらら(プロフ) - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2019年5月17日 20時) (レス) id: 95b9570949 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月12日 23時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
紅姫様(プロフ) - ありがとうございます!どんどん更新しますね! (2019年1月1日 22時) (レス) id: 2a5d7db539 (このIDを非表示/違反報告)
ナイトメア - すごい つづききになります早く読みたいのでつづきおねがいします (2019年1月1日 20時) (レス) id: e40bc9480f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅姫様 | 作成日時:2018年12月9日 2時

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