不幸少女がチートになってトリップっ!(＊`∀´)ﾉｼ (ページ20)

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異世界から来ましたページ20

貴「あのっ」

ぬら「なんじゃ?」

貴「今から僕が言うことは事実なんで聞いてもらえますか?」

ぬら「?よう分からんがそれぐらい容易いことじゃよ」

貴「では皆さんも聞いてください、僕の過去を…」

貴「僕は実は異世界から来たんです」

牛鬼「異世界?」

貴「いわゆる別の世界です、僕がいた世界では両親と三人で暮らしていました、僕は帝光中と言う中学校に通っていました、そこではあることを除いてはいたって何処にでも居る普通の中学生でした」

鴉天狗「あることとは?」

貴「…一つは学校で苛めにあっていた事です、僕自信何故苛められなきゃいけなかったのか未だに良く分からないんですけど、皆に可愛がられている女の子の間にさわっちゃったんでしょうね」

牛鬼「あとは?」

貴「あっはは…後…は…両親に育児放棄と虐待をされてた事ですかね」

鯉伴「虐待っ?」

貴「酷いもんでしたよ、学校でも殴られたり切られたりしてたんで、いつ死ぬか分かったもんじゃ無かったですから、嫌死んでいた方が楽…だったのかもしれませんけど…苛めを受けて虐待を受けてそんな生活をしていたんですけど楽しかった事も二つあったんです、一つは僕の味方になってくれていた人がまだいたことです、学校中の皆が僕を苛めていたのにその二人だけはいっつも助けてくれたんです」

ぬら「もう一つはなんじゃ?」

貴「もう一つは、実は僕が元いた世界ではこの世界は漫画だったんです、僕はその漫画が大好きで、生きるための勇気をもらっていたんです…僕はそれなりに楽しい?生活を送っていたんです…けれも苛めが酷くなってきて、前までは、服で隠れる所位にしか傷を付けて来なかったんですけど顔や見えるところに傷ついてきて…それなのにっ…それなのにっ…何もいってくれない両親に嫌汚さして家を飛び出たんです、そしたら運悪く僕を良く苛めてくる奴らに会っちゃって…ただでさえ潰れかかっていたので、つい間がさして…………」

鯉伴「間がさして?」

貴「はい…トラックの前に無意識に飛び出てしまい、退かれて死んでしまったんです」