再来店 ページ9
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「あの神威さんがこの店に来るとは思わなかったわ!また来てくれるかな?って言うか夢園さんどうして指名されたの!?」
確かにイケメンだけど…
『あの人有名なの?』
彼女曰く、神威さんは
かぶき町の夜王と呼ばれる男らしい。
「一日で1000万以上売り上げた事もあるんだって!」
¥10000000
その数字聞きたくない!
ってかそれだけ売り上げてんなら…
私の御加護とやら必要ないよね?
これ以上私の運を奪ってどうすんの!?
___翌日も翌々日もその翌日も…
妙「Aさん!昨日もすごい売り上げだったわ!やっぱりあなた…あげマンね♡」
『ハハハ…それはよかったね。』
妙ちゃん
それはアンタの荒々しい営業のおかげじゃないかな?
おりょうちゃんが言ってた。
狂「アナタと出会ってから客が途絶えない。今宵も私の髪に触れてくれませんか…?」
『…だから偶然ですって。』
なーんて言っても信じて聞かないお客様。
そして今夜も彼はやってきた。
神威「噂は本当だったようだネ♪」
マジか!!!
『そんな…神威さんの実力でしょう?』
ホント…バカみたいに売り上げる夜王が何言ってんの。
神威「近頃は少し低迷してたんだ。変なホストクラブのせいで女が___」
ん?どこかで聞いたセリフ…
神威「だけど、ようやく戻ってきた。久しぶりに記録更新したヨ♪やっぱり女は良い店と良いホストを選んでくれる。」
やっぱり…あの時の男だ。
『そうですか、良かったですね♪』
もちろんあの時の事は触れずに
適当な会話で繋げておこう。
『ありがとうございました!』
なんとか繋いで繋いでセットを終えて
いつものように入り口まで見送ると
彼はニコニコしながら
神威「あのさ、仕事何時まで?」
なぜ聞く!?
『閉店までです。』
彼は営業時間の看板に目をやると
神威「22時か…大変だネ。」
どこか寂しそうな表情でそう呟いた。
神威「じゃあやめとこ。」
『はぁ…』
彼が何を言いたいのか分からないため
適当に返事すると…
神威「もし
あのさ
利用すんのやめてくんない?
神威「冗談だヨ、またね〜♪」
彼はまた笑顔で去って行きましたとさ。
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月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 素敵なコメントだなんて '0 ' `# 頑張ってください〜♪ これからの展開も楽しみにしていまーす(笑) 更新ファイトです!!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» 素敵なコメント頂いて感激です(つд`)頑張るっ!!!!さて、これからもっと痒いムズムズする展開になるかもしれないので楽しみにしててください(笑) (2018年9月16日 8時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - こちらこそ、よろしくお願いいたします! 自信もっと持ってくださいな(^0^)/ こんなに素敵な作品を作っているんですから! 神威が助けに来てくれて、今、安心しました〜♪ (2018年9月16日 8時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます!ホントですか!?自信持てました(つд`)もちろん神威は再び登場しますよー(●´ω`●)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年9月15日 20時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢子 | 作成日時:2018年8月21日 21時