【銀魂/神威】Night King【現パロ】

休日限定 ページ46

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＿＿＿＿神威side



入れ違いの生活が続くが
当然、二人とも休みも日もある。



『神威、もう昼前だよ、起きて。』


Aの声で目覚ます。

これが二人の休日の始まり。



「オハヨー♪もう昼前か。どうりで腹が減ったはずだ♪」



そして昼食を共にする。


Aの手作り料理が食べられるのも休日限定だ。



「んー、美味しいね。これ全部食べていい？」



家庭料理を食べられる日が
こんなに早く来るとは思ってもなかった。



『寝起きの食欲とは思えないよ…』


Aは俺の大食漢っぷりに苦笑している。


「うーん、外食や出前にはもう飽きてたからネ。
こんな美味しい料理を作るお前が悪い。」



これだけの量作るの大変だっただろうな。





ちなみに妹も負けないくらいの大食い。

母さんもよく

“あー手が痛い”

なんて言ってたな。



＿＿＿＿＿Aside



最初は神威の大食漢っぷりに驚愕した。

これなら別の分野でも稼げるんじゃない？

配信とか色々…

それにしても
この細い体の何処に入っていくんだろう？



不思議で仕方がない。




『そんなに美味しいって言ってもらえると作り甲斐あるよ。』



とにかく作る量が多くて
腱鞘炎になるんじゃないかと思った。


でも、こうやって料理して
神威の笑顔を見るのは休日限定。



神威「毎日こんなだったらいいのに。俺の胃袋を掴んでしまった責任は取ってもらわないと♪」



『えぇー！？それは大変！！
そんなにレパートリー持ち合わせてないよー』


それと、これだけの量作る体力も。



神威「それに、腱鞘炎にでもなったら大変だ。仕事に支障が出てしまうよ。」



あ、バレてた。

どうやら私は無意識に手首を擦ってたらしい。



『ﾊﾊﾊ…大丈夫だよ。』



それでも、この笑顔が見れるなら
毎日でも頑張れそうな気がする。



神威「ごちそうさま♪」





ちなみに未だ
彼の口から“お腹いっぱい”と言う言葉を
聞いたことがない。


ここは敢えて突っ込まないようにしよう…


私は作ってるだけでお腹いっぱい。








『ねぇ神威、ちょっと行きたい所があるんだけど…』




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