2《挿絵》 ページ42
.
_____ASide
神威
本当にごめん。
初めから信じておけばよかった。
神威と一緒にいたら
こんな事になっていなかったはず…
今どこにいるの?
____神威Side
俺はあれから留置場で身柄を拘束されている。
今日で2日目。
警察署であんな騒ぎ起こしたから当然か。
早くAの所へ行きたい。
クソッ…あのチンピラ刑事…
___拘束された当日
沖「少しは反省したかィ?」
神威「何が?」
牢獄の向こうでニタリと笑いながら話しかけてくる沖田。
沖「そういやテメェの事は調べさせてもらった。
妹いるだろィ?」
神威「それがどうした?」
沖「一度ここで保護した事があってねィ。兄妹揃ってなかなかヤンチャでさァ。親の顔が見てみてぇや。」
ことごとく嫌みを垂れ流す奴だ。
神威「言いたいことはそれだけ?」
沖「いや、そうじゃねぇんでさァ。お前の生まれた国。」
そう、俺の生まれは海の向こう。
しかし、日本での生活の方がずっと長い。
神威「それで?」
沖「お前が派手にやった男の身体に墨があったろィ?奴らも同じ出身でさァ。
お前もまさか…ねィ?」
神威「何が言いたい?」
沖「そのうち分かりまさァ。」
そう言って去って行った。
奴が何を言いたかったのか…
それを知ったのはその翌日。
___翌日
一人の男が現れ牢獄の鍵を開けた。
「釈放だ。」
背が高くまるで
この警察署長の近藤勲だ。
近藤「うちの沖田が失礼な事をして申し訳ない!」
深々と俺に頭を下げた。
神威「どうして釈放なんだ?」
近藤さんの話によるとあの2人の男が目を覚ましたらしい。
取り調べた結果
近藤「奴らは国際指名手配されている大きな犯罪組織の一部だ。」
神威「あ…思い出した…」
あのタトゥ…あのマーク
生まれた国で何度か目にした事があった。
しかし犯罪組織とは知らなかったな。
近藤「奴らは海外を拠点に動いてるらしい。
管轄外だから俺達では捕まえるのは非常に困難だ。
だから礼を言う。
たった一部だが逮捕に至ったのはアンタのおかげだ。ありがとう!
奴らは国に強制送還する。」
俺は釈放された。
3日ぶりの外だ。
早くAの所へ行かないと…
.
30人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございますヾ(o´∀`o)ノ (2018年9月16日 22時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 素敵なコメントだなんて '0 ' `# 頑張ってください〜♪ これからの展開も楽しみにしていまーす(笑) 更新ファイトです!!! (2018年9月16日 21時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» 素敵なコメント頂いて感激です(つд`)頑張るっ!!!!さて、これからもっと痒いムズムズする展開になるかもしれないので楽しみにしててください(笑) (2018年9月16日 8時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - こちらこそ、よろしくお願いいたします! 自信もっと持ってくださいな(^0^)/ こんなに素敵な作品を作っているんですから! 神威が助けに来てくれて、今、安心しました〜♪ (2018年9月16日 8時) (レス) id: 0e33d807cc (このIDを非表示/違反報告)
月松(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます!ホントですか!?自信持てました(つд`)もちろん神威は再び登場しますよー(●´ω`●)頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年9月15日 20時) (レス) id: 256a533235 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢子 | 作成日時:2018年8月21日 21時