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眠れば朝が来る。
当たり前のことなのに、
そのことが心底憎い。
今日もパパと戦ってやっと覚醒した。
毎日言っているのに勝手に入ってくるあいつは
耳がないのか、脳味噌がないのか。
無駄な思考はやめにして、制服に腕を通した。
ホソギオッパは昨日、
私との夕食を終えたあとリビングに降りて２人とお酒を飲んでいたんだと思う。
楽しそうな笑い声が私の部屋にまで届いてたから。
あの調子じゃきっと
お酒の弱いオッパは家に帰れない。
今頃きっと、
オッパはゲストルームで頭痛と戦ってる。
JK｢Aおはよ、何飲む？｣
あ｢、、自分でやる｣
JK｢そ？今日はパンケーキだよ、何枚食べる？｣
あ｢自分でやるってば！！｣
JK｢ふはは、分かったよ。今日はいちごもちゃんと食べてね｣
なんでこうも思い通りにならないんだろ。
こんなことくらい自分で出来るよ。
いちいち構ってくんな。
私の大きな声に反応したのか、ランドリー室にいたパパがパタパタとリビングにやってきた。
私とお父さんを交互に見て
｢大丈夫？｣って聞いてくる。
ムカつく、心配とかいらない。
JK｢何もないよ、僕がAに構いすぎただけ｣
TH｢そうなの？ならいいけど｣
未だ心配を顔に貼り付けたままパパは戻って行った。
表現しようのないイライラを
パンケーキにフォークを突き刺すことで収めた。
TH｢A送っていくよ｣
今日はラフな恰好なパパに
学校まで送られ、最悪な学校生活が始まる。
私立なだけあって、敷地は無駄に広い。
校門から建物までの道には
花畑と間違うくらいの沢山の花がある。
私が入学する前に両親と見学に来た時は
立派な花壇なのに荒れている印象だった。
｢ここ一面にお花を植えたらすっごく素敵なのに｣
そうポツリと呟いたような気がする。
業者を入れているのか、シーズンごとに花の種類は変わって、手入れも行き届いている。
コスモスが目立つ花壇を眺めて、
秋が来ていることに気が付いた。
NJ「チョンさん、おはようございます」
あ「、、おはようございます」
キム先生はホースを手に持って
爽やかな笑顔を浮かべている。
あ「先生がお世話してるんですか？」
NJ「まさか、僕は３日で枯らしてしまいますよ。スプリンクラーが壊れちゃってるので、今日だけ僕が水やりしてるんです」
「やりますか？」なんて
渡されたホースを持って適当に水を撒いた。
花に雫がかかると更に綺麗に見える。
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き待ってます！ (8月7日 10時) (
レス) @page31 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
シャシャ(プロフ) - 続き見たいです>< (2022年6月30日 16時) (レス) @page31 id: d9047304dc (このIDを非表示/違反報告)
琳那-RINNA-(プロフ) - かえでさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません。私も自分自身の反抗期を思い返しながら、今更ながら当時見放さないでいてくれた方々に感謝しています。素敵なコメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2021年8月8日 13時) (レス) id: 9dd487a618 (このIDを非表示/違反報告)
琳那-RINNA-(プロフ) - ルイスさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません！素敵なコメントありがとうございます！本当に嬉しいです。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2021年8月8日 13時) (レス) id: 9dd487a618 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - はじめまして！このお話本当に自分の反抗期のことを思い出して涙を流しながら読ませて頂いてます！本当に面白いです！続きが気になります！ (2021年8月6日 23時) (レス) id: 2feed9c459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳那ｰRINNAｰ | 作成日時：2021年4月4日 1時
