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オッパが帰ったのと入れ違いにベッドが届いた。
寸法も何も測らず購入を決めたもんだから
部屋のどこに置けば収まりがいいのかすら分からなくて
運びこんでくれたおじさんに嫌な顔された。
さっそくその上に寝転がって、見慣れない天井を見上げる。
「迷惑」
｢責任を負う義務｣
「周りを見る」
あれほど怒ったオッパは初めて見た。
いつだって深くは入りこんでこない人で、
そういうオッパだから傍にいて楽だった。
、、オッパはなんで怒ったのかな。
オッパから渡された荷物を開いて
一つ一つ取り出していく。
いつも着てる部屋着が数着と教科書
不機嫌な時でも食べるおかずが数種類
あと、写真が入ってた。
多分お父さんが撮ったやつ。
なにこの花、枝垂れた葉と紫の小さな花
見たことない花だ。
身体には気をつけてね！
パク先生が淋しがってるってキム先生が言ってたよ。
顔見せに行ってあげて！
愛してる。
写真の裏にはパパの字でそう書かれていた。
ジミン先生の「僕そんなこと言ってないけど」って
白々しい顔が浮かんで笑えた。
もう一度ベッドに寝転んで天井を見上げる。
ソクジンさんの家に来てまだ３日目
それなのに困ることが山のようにあった。
洗濯や皿洗い、ご飯にゴミ出し、
他にも細々としたことにも頭を使った。
ソクジンさんは度々途方に暮れる私を見ては
「そんなことも知らないの？」って目で見てくるの。
ムカつくし、惨めな気持ちになる。
そう言えば家事なんて、小学生の時に
「おうちのお手伝い」なんて馬鹿げた宿題でしかやったことない。
それもお父さんが料理する横でパパと味見係してただけだし。
自分は何も出来ない人間なんだと嫌でも思い知らされる3日間だった。
ガチャ
JN「おーやぁ、大きいの買ったね」
あ「、、、おかえり」
JN「ただいま」
ソクジンさんは仕事から帰って来たそのままの服でベッドに腰かけた。
昨日は赤かった頬が
薄っすら青色に変色していて痛々しい。
あ「賢いのに変な仕事してるんだね」
JN「ふふ、これは知能とは関係ない仕事なんだよ」
あ「ソクジンさんって変わってる」
JN「あひゃひゃ、人生を楽しんでるって言ってよ」
それより、ベッドシーツくらい敷いたらって
言うソクジンさんから目を逸らす。
あぁ、またあの目で見られてるんだろうな。
何もできない自分にイライラする。
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き待ってます！ (8月7日 10時) (
レス) @page31 id: 9f9b345cea (このIDを非表示/違反報告)
シャシャ(プロフ) - 続き見たいです>< (2022年6月30日 16時) (レス) @page31 id: d9047304dc (このIDを非表示/違反報告)
琳那-RINNA-(プロフ) - かえでさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません。私も自分自身の反抗期を思い返しながら、今更ながら当時見放さないでいてくれた方々に感謝しています。素敵なコメントありがとうございます！これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2021年8月8日 13時) (レス) id: 9dd487a618 (このIDを非表示/違反報告)
琳那-RINNA-(プロフ) - ルイスさん» 返信遅くなってしまい申し訳ございません！素敵なコメントありがとうございます！本当に嬉しいです。これからも頑張りますので、よろしくお願いします。 (2021年8月8日 13時) (レス) id: 9dd487a618 (このIDを非表示/違反報告)
かえで(プロフ) - はじめまして！このお話本当に自分の反抗期のことを思い出して涙を流しながら読ませて頂いてます！本当に面白いです！続きが気になります！ (2021年8月6日 23時) (レス) id: 2feed9c459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳那ｰRINNAｰ | 作成日時：2021年4月4日 1時
