頼ってほしい 1 ページ15
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『 … なにあれ。 』
葉月が見たのは下校途中の駅の人通りの少ない場所で高橋らしき人と数名の高校生
高橋と同じ制服を着た男子が3人ほど高橋に迫りよって高橋の髪を引っ張った
『ゆるせへん…』
走っていこうと思ったけど、事情も知らないで出しゃばって悪化したら元も子もないと思って様子を見てみることにした
◎ 午後のレッスン
高橋「やっほ〜」
『あぁ、海人！』
心なしか海人は作り笑いをしてるように見えた
『なぁ、廉ちょっといい？』
永瀬「おん、どーしたん？」
1人で解決出来ないと思った葉月は永瀬を部屋の外へ連れ出した
『私、今日学校の帰りに見ちゃってん』
それから葉月は永瀬に今日のことをすべて話した
葉月は何も出来なかった事が悔しくて拳を握りしめた
『私、何もできんくて… 』
永瀬「そっか、でも無理に聞かれたくないかも知れんから俺らに出来ることだけやろ。今回はAから話聞いてあげてや。」
『そうやね、、、』
とうとうレッスンが終わるまでいつもの元気は全くない高橋
『海人、駅まで一緒に帰ろうや』
平野「え〜平野も！！」
永瀬「紫耀は俺の居残り付き合え〜」
平野「え〜、しゃーないな」
高橋「帰ろっか。」
『うん！』
力なく笑う高橋にますます不安は募るばかり
2人で歩く駅までの道
沈黙の中、葉月が高橋の手をそっと握った
高橋「ふふ、どうしたの？今日のAは甘えん坊さんだね〜。」
『海人、、、私が辛いときいつも海人はすぐ気づいてくれて何でも聞いてくれるやん、それ凄い元気出るねん。だから海人も頼ってほしい。』
本人の口から聞くまでは黙ってようって思ってたけどもう我慢の限界
高橋は案の定下を向いて黙り込む
高橋「…ｯ」
地面に一滴の涙が零れる
それが高橋の心の傷を物語る
葉月は高橋をそっと抱きしめて頭を撫でた
高橋「ありがとう。じゃあちょっと聞いてもらおうかな。」
路上だったことに気づいた2人は近くの個室のカフェへと向かった
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こんな感じで大丈夫ですかね…??
コメント本間にお待ちしております！！
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恭平いぇあ - 青春ダンスを私はどうしても見たくたくなくて、見なかったんですけど…こういうのを見るとKINGは誰にも負けないくらいキラキラしてて心も強い王子様なんだなって思いました！ (2017年2月9日 18時) (
レス) id: 2d1268a27b (このIDを非表示/違反報告)
岩橋ぴくみん(プロフ) - のんたんさん» 全然小説初心者です！でもありがとうございます！とても嬉しいです。 (2017年2月4日 0時) (レス) id: e114312344 (このIDを非表示/違反報告)
のんたん - 私的には、青春ダンスの部分や喧嘩の部分が凄く泣けました！ 作者さん、小説かくの上手ですね！私も参考にしたいです！ (2017年2月3日 22時) (レス) id: 722c1fe494 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - めっちゃおもしろくて､更新を楽しみに待ってます♪主人公たゃんぎKINGのみんなと仲良くて羨ましいですwここから誰かと付き合うとかあったりしますか?私的には廉くんだと嬉しいです (2016年12月6日 7時) (レス) id: 21665057a6 (このIDを非表示/違反報告)
岩橋ぴくみん(プロフ) - 廉LOVEさん» ありがとうございます〜泣、これからも見てください！ (2016年11月28日 18時) (レス) id: e114312344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：岩橋ぴくみん | 作成日時：2016年11月19日 23時
