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『ちょっと、皆起きてよ!新しい同居人出来たから、』
叶さんはそう言って降りてきた人達をつねったりしている。
ん?
「え、あれ冗談じゃないんですか?!」
『え〜、冗談だと思ってたの?なんか悲しい〜』
叶さんの様子を見る感じこれマジな感じなの?
あのとき断ったけど流石に冗談だと思ってた....
『あっ、やっっと起きた!ほら、この前言ってた天野Aちゃん。一緒に住むことになったから。』
そう言って私の自己紹介を変わりにしてくれててまあ有り難いけど引っかかる。
この前言ってたって何?私とこの人達今日が初対面じゃないの?
けど聞いてもろくなことにならいないか。聞かなかったことにしよ.....
「......よろ、しくお願いしま、す。」
『ほら、皆も自己紹介しよ。僕の名前はもう知ってると思うけど叶だよ。よろしくね。』
そう言って笑顔で手を差し出してくるので握手した。
「.....よろしくお願いします。」
『じゃあおねむなくーちゃんからね』
『くーちゃん言うな。!アッ、ウッス....葛葉です......』
この人がくーちゃん....予想外すぎる。失礼だけどかわいい系かと思ってた....
『あ、次俺?えーと、こんばんは、アナタの不破湊です。』
次の人は髪の毛がカラフルだ、てかなんだよアナタの不破湊って。
「.....こんばんは。ごめんなさい、私のにした覚えはないです。」
『あえ?』
混乱してるみたいだし寝ぼけてたんだよね?素がそれだったらかなりね?
私がちょっと引いてると静そうな人が
『どーも、黛灰です。不破くんのことで困ったことがあったらいつでも言ってね。』
と言ってくれた。なんか有り難そう。
『まゆゆ〜、それは酷すぎん?!』
『ちょっと、不破くん?!やめっ』
じゃれはじめてしまったけど仲がいいのかな?いや、一方的にもみくちゃにされてる。
これって止めに入った方がいい感じ?
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作者名:a | 作成日時:2024年2月4日 12時