† 11 † ページ18
「なに、これ....」
目の前に無惨な姿になった遺体がおちていて床のカーペットを赤く染めている。
今さっき現れたとか?
「生きて.....いるはずないよね?って、あ......」
見覚えのある靴とスマホ、いつも近くでみていた.....まさか
「ねえ、雪?」
震える声で呼びかける。でも返事は無くて。
「そんな!嘘でしょ?!どうしてっ」
『何でだろうね。』
「っ!」
突然誰かの声が聞こえてきて急いで振り返った。そこには黛さんが立っていた。
「これって誰がやったの。答えて。」
思っていたよりも低い声が出て自分でも驚いた。けれど今はそれどころじゃない。
すると黛さんは目の前に広がるものになにも思わないかのように
『.....それは無理かな。でも掃除しないとだめだからちょっと退いてくれない?』
と答える。意味が分からない。
「掃除って、ものみたいにっ」
『あれ〜まゆゆさっきのあれ発見したなら報告してや〜。
ってありゃりゃAに見つかったか〜。』
「は?」
血だらけの鎌を持った不破さんが階段を登ってやってくる。
そしてまるで自分が殺したかのような発言をした。
233人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:a | 作成日時:2024年2月4日 12時