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† 11 † ページ18

「なに、これ....」

目の前に無惨な姿になった遺体がおちていて床のカーペットを赤く染めている。

今さっき現れたとか?

「生きて.....いるはずないよね?って、あ......」

見覚えのある靴とスマホ、いつも近くでみていた.....まさか




「ねえ、雪?」

震える声で呼びかける。でも返事は無くて。

「そんな!嘘でしょ?!どうしてっ」

『何でだろうね。』

「っ!」

突然誰かの声が聞こえてきて急いで振り返った。そこには黛さんが立っていた。

「これって誰がやったの。答えて。」

思っていたよりも低い声が出て自分でも驚いた。けれど今はそれどころじゃない。

すると黛さんは目の前に広がるものになにも思わないかのように

『.....それは無理かな。でも掃除しないとだめだからちょっと退いてくれない?』

と答える。意味が分からない。

「掃除って、ものみたいにっ」

『あれ〜まゆゆさっきのあれ発見したなら報告してや〜。

ってありゃりゃAに見つかったか〜。』

「は?」

血だらけの鎌を持った不破さんが階段を登ってやってくる。

そしてまるで自分が殺したかのような発言をした。

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作者名:a | 作成日時:2024年2月4日 12時

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