心霊スポット行ったらどっかにとばされました (ページ15)

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『なに？やめてよ！』

小さいAが泣きながら叶？を見ている。

なにこの状況。小さいAも昔■■にあった叶？がいることも全部訳が分からない。

どうしよう、こうしている間にも小さいAは叶に攻撃を受けてる。

なぜか止めないと大変なことになりそうな予感がする。

なのに、パニックになって体が動かない。

『いたいよっ、か■■！』

どうしよう、どんどんAがボロボロになっていく、

「ち、ちょっと！Aにそんなことしないでよ！もうやめてっ、」

もうみてられないっ

私が大声で叫ぶと叶？は突然攻撃を止めてこっちを向いて

『やめないけど？君が消えてくれるまでね。』

と冷たい声で言い放った。

叶の表情を見るととても冗談とは思えなくて背筋が凍るような感覚に襲われる。

なにか、言い返さないと。

『君がAを取り戻そうとするから。折角僕たちの手にわたったのに。

......ね、葛葉。』

「えっ、は？」

叶がまた聞き覚えのある名前を言った。

すると首もとになにか、先端の尖った何かを突き立てられる。

これは、

「？、爪？」

『せいかーい、じゃちょっと眠ってて。いいよ、葛葉。やちゃって！』

叶が明るい声でそう言った瞬間

「いっ、」

激しい痛みが首もとに走って意識を手放してしまった。