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「ここか！最恐心霊スポットは！」
私はオカルト系が大好きな大学生。サークルもオカルトサークルに入っている。
いつも週末は仲間と手分けして心霊スポットを巡ったり、神社を巡ったりしていて、
今日はいつもよりも危険度の高い森の古い洋館に訪れているんだけど。
「お邪魔しまーす、うわぁ.....」
玄関のドアを開けるとカビの臭いと錆びた鉄のような臭いなど色々な不快な臭いが鼻をさしてくる。
不意にも流石にちょっとヤバいところかも、っと思ってしまった。
「けど、ここまできたし、帰るわけにはいかないわよね！」
そう思い足を踏み出すと足元の感覚が変な感じがした。
不思議に思い床をみると血のようなものと肉？ががベチャリと散らばっている。
「うわっなんかごめんなさい。」
ああ、早く終わらせよ。
「ネットで噂の黒い鏡ってこれのことだよね？」
早く終わらせるために早足で館を巡ってたらどうやらこれが最後の部屋のようで入ってみると、
鏡だけが置かれている変な部屋があった。
「あとは、これの写真をとってって、......ぇ？」
いきなり点けていた懐中電灯が消えてしまった。
そのせいで何にも見えない。
「な、なんで、」
スイッチを押しても何も反応しない。
「や、ヤバいって」
そ、そうだスマホつけよ、
「....は？」
スマホをつけると真っ赤な画面しかつかずそれも全く光源にならない。
すると突然、腕を何かに掴まれた。
『ははっ、ようこそ、』
「へっ？」
そして誰かの声が聞こえて頭が真っ白になる。どうしたら、
「えっちょっと、引っ張んないで！」
ヤバいどっかにつれてかれる。本能が警鐘を鳴らしたがもう遅く、
「いや、ここどこ？」
知らない真っ暗なキノコまみれの森にいました。
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作者名：a | 作成日時：2024年2月4日 12時
