なんか増えてる ページ4
『いやーやっぱりAは綺麗だな〜♡食べたいくらいに♡♡』
「うるさいです。黙ってください。あと家はもうすぐです。」
公園で話し合うとかにすれば良かった。めっちゃ叶って人しつこいんだけど。
食べたいっておいしいわけないし、それに私綺麗じゃないし。
葛葉さんは叶を止める訳でもなく私の腕をギュッと掴んでトボトボついて来るだけだし。
めっちゃこの空間疲れる.....
「ねえ家着いたから離して2人とも、」
『えー分かったよ....』
『アッ、ッス....』
葛葉さん言葉話せなくなってるって。気まず過ぎね?....ほっとくか。
私が2人を放って家のドアを開けるとめっちゃくちゃ寒い風?が吹き付けてきた。
「さっむっ、なにこの冷気!」
『ぁ♡Aちゃんお帰りにゃ〜』
顔を上に上げると楽しげな音のでているゲーム機を持ちながら不破湊が出迎えてきた。
「ただいまー、って、ん?....何でまだいるの不破湊!?」
『はあ!何で不破くんが居るの?』
『ふわっちぃ!?』
おかしいって、家出るときに言ったのにっ
いや、それよりもこの冷気もしかして.....
「ちょっと一つ聞きたいんだけどエアコン付けてる?」
『エアコン?は付けてないで!ただ暇で友達呼んだらめっちゃ家冷えてしまっただけや!』
そう言って親指を立てて笑っているが、ちょっと気になる発言が聞こえてしまった。
「.....友達を呼ぶって?」
『あっ!まゆゆ来て来て!ふわっちが言ってた人帰ってきたよ!』
『本当、明那? あっどーも。』
2人新たに家から出てきた。1人は赤メッシュで狼の耳と尻尾?が生えていてめっちゃ騒いでて
もう1人は青緑?のインナーカラーで黒いもやを出していて呑気にポテチを食べている。
「.......一回皆家に入ろう。話はするから。」
私がそう言うと私以外の皆は嬉しそうにしながら家に入っていった。
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作者名:a | 作成日時:2023年12月25日 13時