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待ってくれてないじゃん。雪においていかれていました。

不破湊許せない......しかも遅刻判定の時間だし、もう歩いて行こう.....

「地味に遠いんだよねー学校。」

何で今日誰も歩いてないんだろ?いつもは3人ぐらいすれ違うのに。


私が暖かい日に当たって気持ちよくなって欠伸をするとまた、ホントにまたよ、

あの不破湊と同じ位のひんやりした空気が猛スピードで私とすれ違った!!

めっちゃ嫌な予感がする。



て思ったけど何にも起きなかったし.....


『!ねえ葛葉、いますれ違った人、■■だよね?!遂に見つけた、もう逃がさないっ』

『おいっ、叶!急に飛ぶなっ。待てって、』

いや、嘘です。2人の声聞こえました。

「いやホントに何の声?後ろから聞こえてって.....うわーーーーー」


『わわー、やっぱり■■じゃん!会いたかった!ぎゅーってしちゃお♡』
『はっ、ホントに■■だったのかよ、』

助けて下さい。抱きついてくるミルクティーヘアーと私をみて涙を流す白髪の人がいて
学校に行けません。

これさっきもあったぞ、取りあえず聞いてみるか、

「あのー、誰かと間違えてません?」

『!僕らのこと憶えてないの?』
『ま、じで...言っ...てる...?』

めっちゃ悲しそうな顔で見つめられて可哀想になってきたって、
「いやぁ、けどホントに会ったこと無いし、」

『......んじゃさ、友達になってよ、それならいいでしょ!』

頭のねじ外れてる?初対面で友達って何だよ。

「いやいや、よくないよくない。第一、名前知らないし、」

『あそっか、覚えてないんだもんね。僕の名前は叶だよ。』

『.....葛葉っす。』

「私の名前はAですけど、友達にはなれないよ。だって人じゃないでしょ?」

普通に話しているけれど叶っていう人?は天使の羽が生えてて葛葉って人?は悪魔の羽が生えている。
しかも多分私にしか見えてないから私は1人で話すただのやばい奴だ。
学校には行きたいけど、ずっと憑いてこられたらこまる。だからどうするか話し合いたいな。

けどここで話してもな、



「....私の家で話しません?なのでちょっと来てほしいです。」

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作者名:a | 作成日時:2023年12月25日 13時

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