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食事 ページ17

「うー、おなかすいたけどご飯つくんのめんどくさーい、」

さっきの会話から一時間経ってあいつらをお風呂に入らせてやっとひとりになったし

ご飯を作ろうと思ったんだけど、

何でだろ?普段は作るのに今日は疲れてて作れない。

あ、いいこと思いついた。そういえばあの人は流水無理だから後から入るって言ってたな、


私がリビングをみると、やっぱりソファーに葛葉さんが寝っ転がっていた。


「ねえ、ねえ」

私が葛葉さんに声をかけると『え、ナンスカ.....』と小さい声で返事した。

「いや、今から料理するから手伝って欲しいな〜って」

そういうとあからさまに目をそらして

『えー、俺忙しいし、』

と言ってきた。絶対面倒くさいだけじゃん。わたしもだけど。

「お願い、出来たら食べていいから!」

『よっしゃ、じゃあ手伝うわ!』

何だよこの手のひらの返し方は。




一応何人分作るか聞いてみたら『2人でいいんじゃね』と言われたから二人分作ろ、

「じゃあ、この溶いた卵にバター入れて、」

『オッケー』

なに食べたいか聞いたらスクランブルエッグとハンバーグという謎の組み合わせのもの言われたから
今作ってるんだけどだいぶ危なっかしい。

怖いからハンバーグは私担当でスクランブルエッグは葛葉さんにしたんだけどなぁ....

「あ、バターそんなに要らない!」

『あ、まじ?わかんねーわ。どんだけ入れたらいいか。』

「えっとね、このくらい。」





「で、できたぁ....」

『よっしゃぁ』

いや、めっちゃ喜ぶじゃん。なんか嬉しいような、


『じゃあ、さっそく食べようぜ!』

「いいよ。」

私達がいただきますをしようとしたときリビングのドアが開いた。

『は?!葛葉、Aとご飯食べてんの?!許せないんだけど、』

『ぁ、ヤベッ』

あー、後で説明しないと.....

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作者名:a | 作成日時:2023年12月25日 13時

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