検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:3,488 hit

呼び名 ページ15

『ねえええ、提案してもいい?!』

剣持さんが傷ついてるのをどうにかしようとおもったとき、明那がでかい声で叫んだ。

「なに、変なのだったら許さないけど、」

『いやさ、呼び名を決めようと思って!』

『それさんせー』

『それなぁー』

ああああ断ろうと思ったのに賛成の声が多すぎて断れなかったー。

『いいよね?!』

明那がキラキラした目で見てくる。ぅ、しょうがない、

「....いいよ。」

私が渋々いいよ。と言うとみんながガッツポーズをしている。

なんで呼び方でそんな喜ぶんだ。

私が呆れに近い何かを感じているときに視界の端っこで何かが天井近くまでぴょこぴょこ飛び跳ねている。

ジャンプ力たかいな....

そしてその方向に目線を動かすと、


俺一番!というかのように手を挙げてジャンプしている人がいた。

『あっやっとこっち向いた!なあなあ、俺の呼び方変えてぇや!なんで俺だけフルネームなん?!』

頬を膨らませてこっちに向かってくる。とりあえず安全そうな黛くんのとこに逃げるか、

『何で逃げるんよおおおお』

私が逃げるのを見ると不破湊が床に丸まって手を叩きつけている。

なにしてんだよ人の家で。


「いや、絶対なんかしてきそうだったし、ちょっと黛くん助けて、」

『え、ちょっ、と!』

私が隠れるように黛くんに抱きつくとなぜかポテチの匂いがした。

さてはあれを食べたな?.........ん?なんか急におなかすいてきたんだけど。


まって、私よく考えたら今日何も食べてなくない?!

普通に怖かった件について→←不機嫌



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
34人がお気に入り
設定タグ:2j3j
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:a | 作成日時:2023年12月25日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。