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少し変わった日 ページ2

「メリー、もう学校いっちゃうよー!!」
ん?外から雪の声?今何時....あ.....

「7時50分?!雪ーちょっとまってー!」

やばい、早く準備しないと遅れる!
もう朝ご飯いいや。







まあ、着替えたりだとかいろいろ支度して顔洗うために今洗面所のドアを開けたけど、

「なにこのいやな感じ、最近なかったのに......」

そこだけどこかの空間を切り取ったようにヒンヤリしていて鏡が異常なほど黒くなっている。

「電気つけたら変なの直るかな....って、ん?」

何回スイッチを押しても電気が点かない。

「なんで点かないの?!」




すると突然、何かにスルリと頬撫でられた感触がしてて耳元で

『みぃつけぇた♡■■ちゃん♡』

と甘い声で囁かれた。

「なに?だれ?いやなんだけど、」


『何で嫌なん?俺のこと覚えてない?あ、待って姿ちゃんと見えてないんかも!』

『これでどうやろ?』

パチンという音が聞こえたとたん黒いもやが晴れて目の前に....

「いや、だれぇ?」

『えー、ほんまに覚えてないんか.....ショックなんやけど、』

紫とピンク色のメッシュが入っていて悪魔みたいな羽生えた成人男性?なんて知り合いに居ないんだけど。


「覚えてないも何も会ったこともないじゃん。」

『待って名前、名前言ったら思い出すかもしれんやん!』

『おれ、不破湊どう?思い出した?』

不破、湊.....反芻するように聞いた名前を復唱してみる。
いやぁ、けどやっぱり

「ごめん。思い出せない。じゃ、学校行くからお願いだから家から出てってよね。」
もう私出発するけどさすがにね、普通に家から出てくよね。
ちょっと怖いけど私はドアを開けて雪のところに行った。


『う〜ん、分かったわ。自宅警備しとくしいってらっしゃい!ってあれもういないやん....』

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作者名:a | 作成日時:2023年12月25日 13時

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