見た目じゃない。【黄】

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You side.









それからすぐに警察の事情聴取を受け、今までのストーカー行動について事細かく説明をした。









被害届を出していたので、すぐに対応してくれて、佐久間さんは銃刀法違反、傷害罪、住居侵入罪などの罪に問われた。









彼は悪びれる様子は全くなく、









手紙はコミュニケーションツールのひとつだっただけ。









盗聴器は私が悪さをされない為に仕掛けただけ。









ナイフを所持していたのは、私を守るために仕方なくだったと供述していたらしい。









そしてストーカー規制法が適用され、金輪際、私に近付かないようにキツくお灸が据えられた。









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照「とりあえず、解決してよかった。」









岩本さんはホッとした顔で微笑んだ。









「岩本さんのおかげです。本当に、本当に、ありがとうございました。」









私は深くお辞儀をした。









「あ、そうだ先輩たちにも連絡しなきゃ、」









スマホを取り出し連絡しようとすると画面を手で塞がれる。









「え、？」









岩本さんを見れば、口を尖らせて黙り込んでいる。









「岩本さん、？」









この顔は、何かしたい時の顔。









照「、ふっかたちへの連絡、もうちょっと後じゃダメ、？」




「え？」









そう言ってフワッと私を抱きしめた。









照「おかえり。頑張ったね。」





「っ！」







優しい温もりに涙がこみ上げそうになった。






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