お兄ちゃん達を騙します

30話 ページ31

涼介side



家に帰ったのは夜の11時前



雄也｢ガチで眠い｣

涼介｢だな｣

裕翔｢涼介、カナちゃんとしゃべりすぎだよ｣

涼介｢だってカナちゃん面白いから｣


早苗のお見舞いに来てたカナちゃんと今日１日でとても仲良くなった気がする




大貴｢俺1番に風呂入る！｣

涼介｢どーぞ｣

侑李｢じゃあその次僕！｣

涼介｢いいよ〜｣




ふとその時、Aは風呂入ったか気になった

だから俺はAの部屋に行った


涼介｢はいんぞ｣


返事なしかよ！


涼介｢おい！無視すんなよ···って寝てんのか｣



Aの机の上にはたくさんのテキストがある


慧｢涼介、Aの部屋で何してるの？｣

涼介｢あ、慧｣

慧｢うわ！A、すっごく勉強してるじゃん｣

涼介｢うん｣

慧｢涼介、もしかしてAがお風呂に入ったか確認しようと思ってた？｣

涼介｢···うん｣

慧｢珍しく素直だね｣

涼介｢なんで俺気になったのかわかんねぇ。こいつの事は嫌いなのに｣

慧｢本当に嫌いって思ってるの？｣

涼介｢え？｣

慧｢本当に嫌いって思ってるのなら、気にならないはずだよ｣


え···

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