検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:36,924 hit

ページ4

「中也くん、そろそろ起きて」

そう呼びかけたらすぐに目を覚ます。

辺りは薄暗くなり夜も近づいて来たので、そろそろ起こしたみた。

「やっとゆっくり寝れたわ。ありがとな」

グイーッと身体を伸ばす。

そして私の方へ身体を向き合わせたかと思うと顔を近づけられた。

頭の後ろに手を添えられて彼のする事が分かりおもわず慌てる。

だってここは一応外なのだ。

「中也くん、ここ外なんだけど」

「別に誰もいねぇよ」

彼の言うとおり、人通りはまったくなかった。

「そうだけど……っ」

私の言葉を遮るようにキスをされる。

角度を変えながら何度もキスをして、私の息が持たなくなってきた頃に止められた。

「あー早く帰りてぇ……」

「もう……」

「首領に報告だけして、すぐに帰るから待っとけよ」

「今日はとことん愛してやるよ」と笑みを浮かべた。

「疲れてるんじゃないの?」

「Aとのキスで吹っ飛んだ」

「この体力オバケめ」

「おい」

なんだそのあだ名は……、という目で訴えられるが本当にそうだから訂正はしないでおく。

4→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
726人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

伍-フュンフ-(プロフ) - ねこみさん» こちらこそありがとうございます!番外編の方と一緒にお楽しみくださいませ^_^ (2019年8月12日 0時) (レス) id: 31ecc80710 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみ(プロフ) - 続編待ってましたありがとうございます!!! (2019年8月11日 23時) (レス) id: 29d0084305 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:伍-フュンフ- | 作成日時:2019年8月11日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。