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「中也くん、そろそろ起きて」
そう呼びかけたらすぐに目を覚ます。
辺りは薄暗くなり夜も近づいて来たので、そろそろ起こしたみた。
「やっとゆっくり寝れたわ。ありがとな」
グイーッと身体を伸ばす。
そして私の方へ身体を向き合わせたかと思うと顔を近づけられた。
頭の後ろに手を添えられて彼のする事が分かりおもわず慌てる。
だってここは一応外なのだ。
「中也くん、ここ外なんだけど」
「別に誰もいねぇよ」
彼の言うとおり、人通りはまったくなかった。
「そうだけど……っ」
私の言葉を遮るようにキスをされる。
角度を変えながら何度もキスをして、私の息が持たなくなってきた頃に止められた。
「あー早く帰りてぇ……」
「もう……」
「首領に報告だけして、すぐに帰るから待っとけよ」
「今日はとことん愛してやるよ」と笑みを浮かべた。
「疲れてるんじゃないの?」
「Aとのキスで吹っ飛んだ」
「この体力オバケめ」
「おい」
なんだそのあだ名は……、という目で訴えられるが本当にそうだから訂正はしないでおく。
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伍-フュンフ-(プロフ) - ねこみさん» こちらこそありがとうございます!番外編の方と一緒にお楽しみくださいませ^_^ (2019年8月12日 0時) (レス) id: 31ecc80710 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみ(プロフ) - 続編待ってましたありがとうございます!!! (2019年8月11日 23時) (レス) id: 29d0084305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伍-フュンフ- | 作成日時:2019年8月11日 20時