天界からの救世主27【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

場地、焦り ページ10

花「場地君！！大丈夫すか？！？」

場地「かすり傷だ、助かったぜ。たけみっち」

花「(場地君を救えた…？)」


一虎を引き離した後、場地は悠々と足でしっかりと立っていた。
特にさっきと比べ何か変わった様子はない。

その間に、千冬は倒れた一虎に掴み掛かるが、


千「一虎ぁ！！！！！！！！！！何してくれてんんだコラァ！！！！」

虎「場地が…場地がいけないんだ……場地が…」

千「っ！？…ちっ」


なにか小さくぼそぼそと呟き続けていて、会話にならない。
仕方なく掴み掛かっていた胸倉を離し、投げるように捨てた。いや雑


花「生きててくれてよかった…」

場「俺は稀咲をやる。黙ってみとけ、たけみっち！！！！！」

花「(くそ…なにがどうなんってんだ…！)」


今回の血のハロウィン。
土壇場な上、なにがどうなんているのかもわからない現実。
幾ら未来で「こんなことがあるヨー」と言われても内容までは分からない。

百聞は一見に如かず


ここまでする彼らに場地はようやくこの二人が稀咲狙いかと聞く。
勿論、彼らは稀咲狙い。だが、そう聞いたうえで2人を殴ったのだ。





場「邪魔すんじゃねぇ」




千「場地さん…」


場地は彼らの言葉などに耳を傾けず、そのまま廃車の山を登っていく。


場「マイキーを頼む」

花「っ！」



それが、武道に残した言葉だった。

その様子、言動すべてを見ていた千冬は一言。



















千「何を焦ってんだよ…場地さん…！」


彼には"焦っている"と見えるようだ。

50、１→←守る、ナイフ

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