天界からの救世主27【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

かくがく、親 ページ49

レイジャントが駆け付けた頃には点滴からチューブが伸びて、腕に繋がれた状態の、霧矢の姿。勿論、起きているはずもなく、蒼い瞳は閉じられている。
その周りには東卍の奴らが椅子に座っていた。


レ「…えっと、なにがあったの」

真「かくがくしかじか」


真一郎は起こった出来事を簡潔に、それでいて詳しくレイジャントに話した
聞いていく内にだんだんと眉間に皺が寄っていくレイジャント。


彼の診断は、医者によると不眠による衰弱とストレス、過労だという。


レ「……(Aが不眠で、、、倒れる…って相当なんじゃ…いやでも、身体は霧矢漸だからありえなくもないのかなぁ…？戦ってたって聞いたし)無茶しすぎ、な」


レイジャントは寝ている霧矢の頭をポンポンと撫でると、彼のすぐそばに置いてあったサングラスを取り、羽織っているワインレッドの外套を翻して病室の扉に向かった。


その時。






マ「おい、お前こいつの親なんだろ」

レ「…」






マイキーの言葉に歩む足を止めた。




マ「心配じゃねーのかよ…！！倒れたんだぞ！！！今も起きちゃいねぇ！！！！！

親なら心配して付き添うだろ！！！！」

ド「お、おい…」


ドラケンがレイジャントへずかずかと近づこうとするのを止めようとするが、その手を振り払ってまでも行動する。
レイジャントは扉に向かったままで、顔は一切向けない。















マ「兄貴から聞いたぞ！


お前こいつほったらかして、



挙句の果てには何事もなかったように顔を出したらしいじゃねぇか！！！！！」


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