天界からの救世主27【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

火蓋、爪 ページ41

…………＿＿



…






『…いいいい生きてるぅぅぅう…((小声))』






天と対峙した最初の一手は、霧矢が拳銃で天に発砲した音だった。


彼が発砲したのが戦いの火蓋を切った合図。

それから一瞬にしてあほみたいな数の銃を一斉に発砲してくるこいつはおそらく友達いない((
しかも全部にサイレンサーが付いていて発砲音はしない。こゎぃ
こちらとら銃一つなんだ！！！！！！



ちなみに彼は未だに無傷である。もしかして天の第一友達になるのこいつか？(それはない)
あの銃弾の嵐から逃げ切れるこの人はもう生き物じゃｎ…それはさておき。


天「逃げるんですかー？君から煽ったのに」

『今じゃねーだろーがよ…拳銃ひとつでどう対峙しろと…』


ぷるぷるとする彼は只今大木の影に隠れ中。
ＯＨＰ相手なら別だが流石に人間相手に天界の力を向けるわけにはいかない。
なんたって今は一応謹慎中(謹慎とは)

派手に動くわけにはいかない(レ「どの口が言ってるんだろうなぁ」)


…今なんか聞こえてきた気がする。


『…にしても取り敢えず距離取ろうと思って走ってきたが、だいぶ移動したがここら辺…記憶があるが所になってきたんだが…嫌な予感』

天「そこか！」

『ｳﾝｷﾞｬ』←


霧矢の独り言が耳に入った天はその方向へ銃弾をブッパする。


『ぶっ放すと言え』


ゴメン。…なんで謝ってんだろ←
大量の銃弾で木々が折れてくる。つぎの隠れるところを求めて霧矢は走り出した。



『どうすれば終わるかな…』


殺す、または殺されるの選択肢以外に何があるんだろうか。
彼は「殺せはしないと思うけど、傷つけれたら御の字で頑張ろうかな」と言っていた。

なにか終わる合図でもあるのだろうか。


彼は考えながら次々と視界に入っては消えていく木々に爪で小さく傷を付けながら走った。

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