天界からの救世主25【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

あっくん、マイキー君 ページ10

優中で霧矢を探すことが出来なかった武道。そもそも今、霧矢漸は中学を休学中だ。高認の為に。
それを武道は知らない。

折角ここまできたが、何も得られるものがないのでは仕方があるまい。
武道は敦の漕ぐ自転車の後ろに乗って優中を離れた。




花「…あっくん」

敦「あ？」

花「あっくん、夢ってある？」


おうおう、中学生っぽい話になってんなぁ！！
突然降られたその話題に敦はうろたえた。ちょい照れてる。君のその顔かわいいね((お巡りさんこいつです


敦「は？な、なんだよそのいきなり青春モード」
花「いーから」


少し間が開いて、それでいて、すっと、答えを出した。


敦「ん〜…美容師、とか？」


武道は思った。
彼が、ちゃんと未来で美容師になって、幸せな生活を送れるようにしなければ。
もう二度と、悲しい思いして、死ぬなんてことはさせない。


花「ごめん、俺行かなきゃ」

敦「は？どこいくんだよ」

花「ちょっと急用。一発目の客は俺な！！約束したかんな！」


はしもとかー〇なっ！
…ごめんって、石投げないで。

武道は敦が校でいた自転車を飛び降りてどこかへと走って行ってしまった。
敦はそんな彼を不思議に思うも「また明日」といって別れる。


花「俺が…！！！メビウスとの抗争を止めないと！！！！」



彼が走っていったのはマイキー達がいる廃倉庫だった。







花「＿＿＿＿＿マイキー君！！！」

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