天界からの救世主25【東京卍リベンジャーズ】【東リベ】

8月2日、prrrrr ページ27

そして8月2日。
家にいた霧矢は怒っていた。


真「明日の祭りに行かせてくれよ！！！！！正直家から出てぇんだよ！！！！！！！！！」

『引き篭ってろ！！！！！！！！！！！！！！！！！』


この男のことで((

真一郎は蘇生されたときから一歩も外に出ていない。
理由は簡単、生きていることがバレたのちにはいままでの苦労と、これからの計画がすべて台無しにあるからである。


「お土産買ってくるから」「いきたいんだよ」「だめ」「いきたい」の堂々巡り。
確かに彼は引き篭もりすぎて結構な運動不足に、ストレスの蓄積、その他云々((略でそろそろ限界みたいだ。


『…ふぅ〜…よし、運動不足に関しては改善させよう。だが祭りは勘弁してくれ。特に今回は。
あれなら別の地域……地域じゃだめだな。沖縄とか、北海道とか、遠いところでやっている祭りに行かせるよ…』

真「なんで武蔵まつりはダメなんだよ…」

『ダメなものはダメだ。……？』


そうやって言い合いをしている時、霧矢のケータイに着信が入った。


電話…？……む、ケー番じゃないな。固定電話からの着信か？



『…はい。こちら霧矢』

≪高「あ、霧矢くん！仕事入ったよ！」≫

『は？』

≪高「書類だって！今原因は不明だけど警視庁の各部署で大量に仕事が入ったみたい。prrrrrrr
現場には行かなくていいprrrrrから、書類だけさばいちゃって！prrrrr「高橋さん、この書類確認お願いします」分かった。置いておいて。「高橋さん、すみません、チェックをprrrr」はいはい…ってことでprrrrrごめんね！こっちも結構忙ｓ((「高橋さん！」…prrrr…分かったから！……ごめんね！prrrr切るね！≫


がちゃん！と少し荒々しく切られる電話。
それが少し頭に響いた霧矢は顔を小さく歪めた。


…にしても、なんで今、忙しくなるのか…取り敢えず行ってみなきゃわからないな。


『…僕、行ってきますので大人しく、家に、いてください』

真「あ、おい！」


真一郎君の要望はまた後日、聞きます(多分)

固定電話、バルス→←警戒、持たせない

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